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新型メルセデスAMG "GLA 35"発表!306馬力、0-100km/h加速はポルシェ718並の俊足SUV。AMGでは「最も売れる」モデルになりそうだ

2019/12/12

| メルセデスAMGの「エントリーモデル」はこれで7車種に |

「新型GLA」を発表したばかりのメルセデス・ベンツですが、時を同じくしてそのAMG版である「GLA 35 4MATIC」を発表。
メルセデス・ベンツはコンパクトクラスの拡充にあわせてそのAMGラインアップも拡大していますが、AクラスやCLA、GLBにも「35」を設定し、今回は最新ラインアップであるGLAにも「35」を設定した、ということになります(近年のメルセデス・ベンツのラインアップは拡大の一途)。

GLA 35に搭載されるエンジンはほかの「35」シリーズ同様に2リッター4気筒ターボ、そして306馬力。
トランスミッションは8速AT(AMG スピードシフトDCT)、駆動方式は4MATIC(4WD)。
0-100km/hを5.1秒(GLB 35よりも0.1秒速い)で加速し、最高時速は250km/h(リミッター作動)に達するというスペックを誇ります。

なお、メルセデス・ベンツは「GLAとGLBとの棲み分け」について、GLAはスポーティーでライフスタイル寄り、GLBは機能と使い勝手寄りだとしていて、言い換えると「都市」「郊外」ということになるのかも。

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メルセデス・ベンツはAMGモデルを急速に拡大

現在メルセデスAMGは「A」「B」セグメントにおいて7つのモデルを揃えますが、GLA 35はその中でも「最も数が出る」と思われるモデル。
幅広い顧客に訴求でき、これをきっかけにAMGモデルを購入した人々に対し、AMGの思想やドライビングパフォーマンスを十分に周知させ提供できる、としています。

ベースとなるのはもちろん「新型GLA」ですが、これは先代の「ワゴン風」ボディを捨ててSUVルックスへと生まれ変わっています。
そのため全長は短くなり、全高は10センチ以上も増加していて、それにあわせてトレッドも拡大されており、むしろどっしりとした印象すら受けます。

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メルセデスAMG GLA 35のスタイリングは、GLAに設定されるAMGラインに準じたもので、しかし細部はAMG専用にアレンジされており、たとえばフロントグリルは縦ルーバーを基調とした「パナメリカーナグリル」へ。
これはメルセデスAMG GT Rで採用され、その後AMGの中でも上位モデルのみに採用されていたものの、GLB35には「はじめて」35系のAMGへ採用されることに。

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つまり、今後のAMGモデルはすべからくこのグリルを採用する可能性もありそうですが、反面「AMGではない」モデルには採用が許されない門外不出のデザインでもありますね。

そのほかフロントスプリッター等にはクロームの加飾が与えられ、画像のように「オプションで」ハイグロスブラックの仕上げも選択可能。

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AMGモデルは根本的に通常ラインアップとは異なる

なお、AMGモデルについては、「標準モデルをパワーアップしてエアロとでっかいホイール入れただけじゃないの?」と思われがちですが、実際には根本から異なる設計がなされており、たとえばGLA 35の場合はエンジンが異なるのはもちろん、トランスミッション自体が「標準モデルの7速DCTから、AMG専用の8速AMGスピードシフトDCT(一定の操作を行うことで、ロケットスタート機能、”RACE-START”が使用できる)へ」。

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加えてGLA 35では、アンダー部にトーションバーを追加することでフロントセクションの剛性を強化しており、ステアリングホイールの操作に対する応答性を高め、かつキャンバーの変化を小さくしている、とのこと。

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さらにAMG内であっても、「35」より「45」といった具合に、数字が大きくなればなるほどエンジンや駆動システムなどの相違が大きくなり、「価格なり」のスペックを持っています。

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ちなみにこれまでのAMGについて、一人の職人が一つのエンジンを責任を持ち組み上げる「ワン・マン、ワン・エンジン」というポリシーを貫いていたものの、モデルや販売台数の増加に際しては人手が足りなくなったのか、専用と言えども(モデルによっては)「量産エンジン」を搭載するように。
GLA 35もそういったモデルのひとつですが、AMGを名乗るからには「通常の」エンジンではなく、バルタイ調整機能「カムトロニック」はじめ、常にパフォーマンスを最大化するための高精度な温度管理システム、高圧インジェクター、日産GT-R由来のテクノロジーであるシリンダー内コーティング技術(メルセデスAMGではCONICSHAPEと呼称)が採用されています。

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パワーアップに際してブレーキも強化され、ホイールサイズも19インチへと拡大(21インチまでオプション設定がある)され、4WDシステムについても前後のトルク配分が変更されることで「より走りが楽しめるように」配慮されており、すべての改良がドライビングダイナミクス向上という方向性にて行われていることがわかります。

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新型メルセデスAMG GLA35のインテリアはこうなっている

インテリアにおいても「AMG専用」装備が多く見られ、シートやステアリングホイールのほか、メーター表示も「AMG専用」に。
シートやトリムはレザーとダイナミカ(マイクロファイバー)にて表面を覆われ、ステッチはレッド(シートベルトもレッド)。
トリムの一部にはカーボンファイバーも使用されています。

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なお、ディスプレイの表示は「クラシック」「スポーツ」「スーパースポーツ」を選択可能。
さらには「AMGメニュー」からはGフォースやエンジンデータを呼び出して表示することもできるようですね。

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VIA:Mercedes-Benz

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