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【動画】今までのスマートはなかったことに!中国資本で生まれ変わった新生スマート「コンセプト#1」が発表

今までのスマートはなかったことに!中国資本で生まれ変わった新生スマート「コンセプト#1」が発表

| 中国で好まれる「ニュルっとした」スタイルに生まれ変わる |

インテリアも中国を意識したと思われる「ゴールド」に

さて、コンパクト(マイクロ)カーブランド”スマート”について、現在ダイムラーから中国の吉利汽車(Geely=ジーリー)へと主導権が移っており、同社傘下にて再建計画が進められています。

吉利汽車は現在ロータス、ボルボ、そしてロンドンタクシーや空飛ぶクルマの会社などを傘下に収める中国有数の自動車メーカーですが、創業者の李書福氏がどうしてもメルセデス・ベンツ(ダイムラー)と手を組みたかったといい、個人でダイムラーの最大株主となったのちにスマートを手中に収めたわけですね。

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新生スマートはEVブランドとして再生を図る

なお、もともと「スマート」は腕時計メーカーのスウォッチとメルセデス・ベンツとのジョイントによってスタートしたプロジェクトですが、その後にスマートが手を引くことになり、メルセデス・ベンツが単独でこれを引き継ぐことに。

以降長らく赤字が続いていたものの、現在はようやく黒字転換しており、さらに今回中国資本のもとで新たなるスタートを切るということになりますね(これからはマイクロEVが多数登場するものと思われ、スマートのポジションがそれらに奪われる可能性が高かったことを考慮すると、いいチャンスだったのかもしれない)。

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スマート コンセプト#1はこんな仕様を持っている

そして今回発表されたスマート コンセプト#1は、これまでのスマートとは完全に決別したルックスを持ち、「トリディオンセル」とも決別。

新しいシティカーブランド、EVブランドとして生まれ変わったということになりますが、デザインは引き続きメルセデス・ベンツが行い、エンジニアリング面においては吉利汽車が担当した、とのこと。

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ボディサイズは全長4300mm、全幅1900mm、全高1700mmだと言われ、つまりサイズ的にはけっこう大きなクルマに(全幅については、ドアミラーを含んでいるものと思われる)。

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おそらくはミニ・クロスオーバー、メルセデス・ベンツEQAあたりが直接のライバルになるのだと思われますが、採用されるプラットフォームは(メルセデス・ベンツとの共通性はなく)吉利汽車の開発によるもので、今後このプラットフォームはボルボにも採用されるようですね。

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全体的には丸みを帯びたクリーンでスムーズなラインを持ち、パっと見た感じでは「中国の嗜好にあわせた」という印象(中国では、こういった丸いデザインが好まれる)。

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近年のEVコンセプトらしくあちこちがLEDで光り、フロントグリルからヘッドライト、テールランプにかけては「音楽に合わせた光の演出がなされる」とのこと。

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Cピラーはスプリットスタイルを採用し、フローティングルーフのような外観になっていますが、ここは唯一かつてのスマートらしさを意識させられるところです。

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ドアは「観音開き」が採用され、開閉はタッチセンサーにて行うためにドアノブが存在せず、もちろんBピラーもないために車内へのアクセスが容易となっています。

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実際にこの観音開きドアが市販モデルでも採用されるかどうかは不明ですが、EVならではのフラットフロアをアピールし、ライバルに差をつけるためにも「ぜひとも」実現してほしいところですね。

なお、ホイールサイズは21インチとかなり大きく、しかし車輪は極力車体の4隅に押しやられているために室内空間を最大化できた、とのこと。

ルーフには大型のガラスが採用されています。

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スマート コンセプト#1のインテリアはこうなっている

そしてこちらはスマート コンセプト#1のインテリア。

エクステリアとは異なりメルセデス・ベンツの影響を色濃く受けたと思われるデザインを持ち、センターにはフローティングマウント式ディスプレイ、ダクトっぽい形状のエアコン吹出口(やはり光る)が与えられています。

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なお、センターコンソールはじめ各部には「ゴールド」が多用されていますが、これは中国市場を強く意識したものだと思われ、しかし市販モデルに採用されるかどうかは不明です。

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現時点ではあくまでも「コンセプト」にとどまるため仕様の詳細について発表はなく、しかしスマートアプリをデジタルキーとして使用できること、高度なアシスタンスシステムやオーバーエアアップデートを受けられる機能が搭載されているということがひとまずアナウンスされています。

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このスマート コンセプト#1の市販モデルは、2023年までにヨーロッパと中国で生産される予定だとされますが、日本市場にて導入されるかどうかは今のところ不明です(現状、日本におけるスマートは事実上の撤退となっており、販売はほぼゼロ)。

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スマート コンセプト#1を紹介するレビュー動画はこちら

参照:Automoto.it

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