| メルセデス・ベンツはミュンヘンにて一気にエレクトリックモデルを発表してきた |
メルセデス・ベンツEQWセダンの出力は277PS、航続可能距離は660km
さて、メルセデス・ベンツがピュアエレクトリックサルーン「EQEセダン」を発表。
これはEクラスのEV版で、すでに発表済の「EQSセダン」の下に位置するミッドサイズセダンであり、テスラ・モデルSmart ConceptやアウディA6 e-tronと競合することになるものと思われます。
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デザインは「EQSセダン」寄り
この新型メルセデス・ベンツEQEセダンの外観について、EクラスというよりはEQSセダンに近いクーペスタイルを持ち、これを見てもメルセデス・ベンツが「ガソリン車とEVとのデザインを完全に分けている」ということもわかります。
フロントにはメルセデス・ベンツのEVシリーズ「EQ」に共通するブラックを基調にした(ダイヤモンドスターパターンの入る)パネルがあり、ヘッドライトとともにフラッシュサーフェス化されたフロントが特徴。
ただしフロントバンパーのデザインはEQSセダンに比較するとアグレッシブな印象を持っており、うまくEQSとEQEとの棲み分けを行っているようにも思えます。
リアについてもディフューザーが強調されるなどスポーティーなルックスを持っていて、ブラックアクセントが効いているようですね。※この画像はオプションのAMGライン装着車
なお、全長についてはEQSセダンの5265ミリに対し、EQEセダンでは4934ミリとかなり短く、そのぶん凝縮感も感じられるようにも。
一回の満充電あたり走行可能距離は660km
このメルセデス・ベンツEQEセダンについて、当初は「EQE350」からのスタートとなり、搭載されるバッテリーは90.6kWh、エレクトリックモーターはリアにひとつ(のちにフロントにモーターを積む4WD=4MATICバージョンが追加)。
標準仕様はコイルスプリング式サスペンションを持ち、しかしオプションではアダプティブエアサスペンションを選択でき、4輪操舵も用意されている、とのこと。
出力は277PS、航続距離は、WLTPサイクルで410マイル(660km)とされており、充電時間は高速DC充電器で31分で10~80%となっています。
新型メルセデス・ベンツEQEセダンのインテリアはこうなっている
そしてこちらはメルセデス・ベンツEQEセダンのインテリア。
EQSセダン同様にMBUXハイパースクリーンが採用され、フローティングセンターコンソールや大量のアンビエントライトも(シート側面まで光るようだ)。
なお、シート素材は生態系への負荷に配慮したイミテーションレザーが使用されている、とのこと(全ての張り材がそうなのか、一部のみなのか、それともオプションなのかは不明)。
後部座席はロングホイールベースの恩恵を受けて「広々」。
ただしEQSセダンとは異なり、あくまでも主役はフロントシートにあるようです。
この新型メルセデス・ベンツEQEセダンにつき、生産はメルセデスのブレーメン工場で2022年半ばから開始され、欧州と米国では2023年モデルとして販売される予定(現在価格は発表されていない)。
中国市場向けモデルは現地で生産される、とアナウンスされています。
新型メルセデス・ベンツEQEセダンのプロモーション動画はこちら
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