BMW Mの「50周年」に対抗！メルセデスAMGが55周年を記念する「55エディション」シリーズにA45、CLA45セダン / シューティングブレークが追加

｜ メルセデスAMGは各モデルに順次「55エディション」を設定中 ｜

専用装備に加え室内用カーカバーといった「コレクターズアイテム」演出用品も

さて、BMWのハイパフォーマンスカー部門「M」は今年でめでたく50周年を迎え、華々しく数々のニューモデルをデビューさせることになりますが、メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスカー部門「AMG」も今年で55周年を迎えることになり、それを記念した「エディション55」が発表されています。

すでにこのエディション55についてはA35、CLA35、G63に設定済みですが、今回はCLA45にもエディション55が追加され、同時にA45、そしてCLA45シューティングブレークにもエディション55が用意される、とのこと。

エディション55には新しいエアロパッケージも

なお、メルセデス・ベンツが画像を公開したのはメルセデスAMG CLA45 55エディションのみで、これにはAMGエアロダイナミックパッケージが装着され、フロントだとスプリッター、カナード、リップが追加されることに（A45 / CLA45 55エディションもこれに準じた仕様となる）。

リアだと「シミュレーテッド・エア・アウトレット」と呼ばれる新しいディフレクターが装着されているとのことですが、メルセデスAMGによれば、これらエアロパーツは見せかけだけのものではなく、ちゃんと風洞実験にて効果が立証されたパーツ群なのだそう。

一方でルックスを向上させる「ナイトパッケージ」が組み込まれ、これはグロスブラックのエクステリアパーツにダーククローム仕上げのクワッドエキゾーストパイプ、ブラックのパナメリカーナグリルのルーバー、さらにはブラック仕上げのバッジが含まれます。

なお、この55エディションに用意されるボディカラーは「デジタルホワイトメタリック」と「コスモスブラックメタリック」の2色で、19インチAMGホイールはチタニウムグレー仕上げ、そしてセンターキャップに「Edition 55」のレタリング入るもよう。

加えてドア下部にはAMGのロゴをあしらったストライプが貼られ、シルバーのフューエルフィラーキャップにもAMGのレタリングが施されるなど「AMGが全身で主張」されています。

参考までに、この55エディションには「室内用カバー」が付属するといい、メルセデスAMGはこの55エディションシリーズを”コレクターズアイテム”だと捉えているようですね。※この55エディションは今年末まで受注を受けるという「期間限定モデル」

55エディションのインテリアもまた特別仕様

このCLA45 55エディションのインテリアもまた特別仕様でカラーはブラックとレッド、そしてステアリングホイールの12時位置にはレッドのセンターマーク。

フロアマットはレッドステッチの入るベロアです。

さらにはステアリングホイールのスポーク下部には「55 AMG」の文字が入り・・・。

キックプレートにはレッドの「AMG」レター入り。

なお、BMW Mには「Mカラー」としてレッド、ブルー、パープルのストライプが存在しますが、AMGには「AMGカラー」という特定の色は存在しないようで、ここは「M」と「AMG」との大きな違いなのかも。

ちなみにそのほかのハイパフォーマンスブランドだと、アウディ「RS」はブラックとレッド、スバル「STI」にはチェリーレッドといった特徴的なカラーがあり、しかしポルシェ「RS」レクサス「F」にはアイコン的カラーが存在しないように思います。

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参照：Mercedes-Benz