展開拡大中のマンソリーがメルセデス・マイバッハGLSのカスタムを公開！さらには新ジャンル製品としてApple Watch用のカーボンケースも販売開始

｜　メルセデス・マイバッハのカスタムを行うのはマンソリーくらいかも　｜

マンソリーは富裕層に特化したチューナーとして高い人気を誇る

さて、ここ最近立て続けに過激な（メルセデス・ベンツやランボルギーニの）コンプリートカーを発表していたマンソリーですが、今回はメルセデス・マイバッハGLSのカスタムプログラムを発表。

見た目としては他モデルのカスタムよりはかなり地味に思えるものの、実は「目立たないよう」各部に手が入っているもよう。

そこでこのクルマにどんなカスタムが施されているのかを見てみましょう。

メルセデス・マイバッハGLS バイ・マンソリーの最高速度は300km/h

まず、もっとも大きな変化はボンネットの中にあり、それはターボチャージャーの変更やスポーツエキゾーストシステムの装着によって「820PS / 980Nm」を発生すること。

これによって0-100km/h加速4.4秒、さらには最高速300km/hという驚愕のスペックを達成することになりますが、この「300km/h」というのはマンソリーによって制限された状態であり、もしリミッターがなければもっと速度が出るということになりますね（ただ、制御可能な範囲としてマンソリーは300km/hというリミッター制限をかけているのだと思われる）。

よく見ると外観上でも様々な変化が

そして一見すると「大きく変わっていないように」見えるそのエクステリアではありますが、実は意外と手が入っており、（真っ黒なので気づきにくいのですが）ボディの多くにカーボンファイバーが使用されており、フロントだとロワーグリル周辺のガイド、そしてその下にはウイングレット付きのスプリッターが装着され、フロントフェンダー上にはカーボンファイバーのアクセントも。

そしてこのカーボンパーツには（マセラティ3200GTみたいな形状の）デイタイムランニングランプが組み込まれています。

そして前後フェンダーアーチにもカーボンファイバー製のアクセントが付与され、ドラミラーにも整流を意識したと思われリ突起が設けられたカバー付き。

それらにあわせ、サイドステップ形状も変更されているようですね。

ホイールは24インチサイズのダイヤモンドフィニッシュが装着され、大きくその雰囲気が変わることに。

リヤだとルーフスポイラーが新しい形状へと変更され、リアディフューザーもアグレッシブな形状へ。

リアフォグランプ（ブレーキランプ？）はF1スタイルを採用しています。

テールパイプはリアディフューザーの中に組み込まれ、（外側のカーボンパーツとのクリアランスが小さく、かなり精度が高いことがわかる）、パイプ上部には「MANSORY」のロゴが入ります。

マンソリーはさらにメルセデスGLSマイバッハを「ハード」にするパーツもリリース済み

そしてマンソリーはなんとラグジュアリーなメルセデスGLSマイバッハにゴッツいブルバーを装着するという選択肢も用意しており、これを装着することでマイバッハらしからぬルックスへ。

実際にマイバッハをカスタムしようと考える人は少ないかもしれませんが、もしカスタムしようと考えた場合、マイバッハのオーナーだと、そのあたりの一般チューナーやショップのパーツでは（品質的に）満足できず、しかしそういった人たちをも納得させることができるのがマンソリーなのかもしれません（そこがマンソリーの存在意義もである）。

マンソリーはアップルウォッチ7対応の腕時計ケースも発売

そしてマンソリーは、スウェーデンのゴールデンコンセプトとの共同にて開発を行ったApple Watch用のケース（とベルト）、「RS-MANSORY」を発売（プレオーダー受付中、2150ユーロ）。

ケース表と裏面には（リシャールミルのような）積層カーボンを採用しており（サイドはチタン）、マンソリーの言うように「今までにないデザイン」を持っていて、細部にまでこだわった作りが魅力的です。

なお、カラーバリエーションはホワイト、オレンジ、ライムグリーン、そして最近マンソリーが注力しているミントグリーン。

これの装着により、どうみてもアップルウォッチには見えなくなるところも面白い、と思います。

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参照：Mansory