| その頃ガソリンエンジンをポルシェが使用し続けているかどうかはわからないけれど |
レンダリングアーティスト、Emre Husmen氏の考えた「未来の911」、ポルシェ911GTE(994世代)。
そのルックスは現在の911の延長線上にあるものですが、フロントそしてリアフェンダーのふくらみがややセクシーに。
フロントバンパーのダクト、サイドエアインテークはアグレッシブな造形へと変化していて、大量のエアを必要とするパフォーマンスを持つということがわかります。
エレクトリック時代を迎えても「911は911」
「911GTE」では、フロントフェンダー、リアフェンダーのエアアウトレットも大型化していて、クーリングやエアロダイナミクスを重要視していることもわかります。
リアディフューザーは大型化しており、テールランプは992世代の911同様ですが、「PORSCHE」文字が発光するようですね。
こちらは巨大なリアウイングを装着したモデルで、「GT3」に該当しそう。
こちらはフロント。
実際に994世代になると(登場は14〜15年ほど先だと思われるので)どんなデザインやパワートレーンを採用しているのかわかりませんが、少なくともガソリンエンジンの採用はないと考えるのが妥当かも。
ただ、願わくば、このレンダリングのように「内燃機関を持つハードコアモデル」は残して欲しいと思います。
もうひとつの「未来」はこうなる?
こちらも同じくEmre Husmen氏が提案する、2020年の911をイメージした「911E」。
未来派レンダリングによくある、「タイヤカバーが装着されている」タイプですね。
ドアの開閉方式は「バタフライドア」。
ポルシェのモータースポーツ部門を意識したカラーリング。
そしてこちらも同じくEmre Husmenの作品で「911XTarga」。
「X」と名のつく通りクロスオーバーということになりますが、タルガボディを採用しているのがちょっと新しいところ。
この「911クロスオーバー」はこれまでにも何度か発売のウワサが出ているもののいまだ実現せず。
主に中国のような、一部舗装がよくない環境を持つ新興国向けに投入するのではと言われたことがありますね。
VIA: Emre Husmen
ほかにはこんな「未来派911」も
そして911はデザイナーそしてアーティストにとっても格好のモチーフであり、過去にはブガッティ・シロンのデザイナー、サシャ・セリパノフ氏(その後ヒュンダイへと移籍、その後ケーニグセグへ)が考えた「未来のポルシェ911」。
ラップアラウンドウインドウ、ダブルバブルルーフを採用しています。
ブガッティ・シロンのデザイナーが「未来のポルシェ911」を提案。イエス or ノー?
こちらはエレクトリック時代のポルシェ911」、”911ミッションE”。
その名の通り「ミッションEコンセプト」にインスパイアされたデザインを持っています。
上のレンダリング同様、「クワッドLED」をヘッドライトに採用していて、すでにこのクワッドLEDはポルシェのアイコンとして確立されたということなのだと考えて良さそう。