新型ポルシェ911ターボカブリオレがニュルを走行中。リアバンパー下部には厳重な偽装が残り、なんらかのデバイスが隠されている可能性もありそうだ【動画】

｜　もしかすると新型911にはディフューザー形状のマフラー、可変エアロが導入されるかも　｜

ポルシェはいつもぼくらの想像のずっと上を行く改良を実施してくる

さて、現行ポルシェ911（992）はそろそろモデルライフ中央のフェイスリフト（マイナーチェンジ）を迎える頃合いですが、今回はその「992後期型」911ターボカブリオレのプロトタイプがニュルブルクリンクに登場しています。

動画ではそうとうなスピードをもって駆け抜けていることがわかり、ポルシェはこのプロトタイプによって高速走行性能のテストを行っているのかもしれません。

ただしそのスタイリングはこれまでの911ターボ試作車とはやや異なる

今回Youtube上に公開された動画を見るに、以前に目撃された911ターボ・カブリオレの試作車とはやや異なる部分を確認でき、たとえばフロントバンパー内のダクトのスラット形状が異なっており（縦ルーバーがない）・・・。

リアにはウイングを装着済み。

なお、リアバンパー下部もこれまでとは少し異なるデザインを持つようで、少し後ろの方へと出され、かつ中央にはクッションのような物体も。

ポルシェ911はリアにエンジンを搭載するという性質上、リアディフュザーの形状を最適化することは難しく、「少しでも」リアバンパー下部を突出させることでリアディフューザーの効果を最大化させたいのかもしれません。

さらにいえば、先日出願された特許のように「可変ディフューザー」「ディフューザー形状を持つエキゾーストシステム」を採用する可能性もあり、今後の911においける「新定番」となるような構造を採用する可能性もありそうですね。

新型ポルシェ911はいつ発表？

現時点でポルシェは992世代の後期モデルとなる新型911をいつ発表するのかについてアナウンスを行っておらず、しかし大勢の予想では「秋に発表されるのでは」。

そして例によって「一気に」ラインアップが入れ替えられるのではなく、まずは911カレラと911カレラS、その後に順次他のバリエーションが入れ替えられてゆくものと思われます。

そしてその変更内容についても不明ではあるものの、これまでの例を見るに、大きな機能上のアップデートが行われることは間違いなく、992発表以後に追加されてきたバリエーションに採用された数々の新機軸に加え、新しい機能や構造・デザインが採用されることになり、「最良の911は最新の911」ということを証明してくれのは間違いなさそう。

そして内装においては「フルデジタルメーター」の採用は（スパイフォトを見る限り）間違いなく、よってインテリアの雰囲気も大きく変わることになりそうですね。

新型ポルシェ911ターボ・カブリオレがニュルブルクリンクを走る動画はこちら

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参照：CarSpyMedia