新型ポルシェ・マカンEVが隊列を組んでテスト中！ウインカーやテールランプの発光状態も確認可能、2024年のデビューが待ち遠しい【動画】

｜　ポルシェにとって新世代のEVとなるマカンEVには期待したい　｜

中でも新機軸「パフォーマンスアクスル」には注目が集まる

さて、ポルシェが直近で発表する可能性が高いニューモデルが「マカンEV」。

これはもちろんマカンのEV版ではあるものの、BMW 7シリーズやマセラティ・グラントゥーリズモのように「ガソリン版とエレクトリック版とで車体を共有する」ものではなく、ガソリン版のマカンとは全く別のプラットフォームを利用することになると言われています。

そしてこのマカンEVの正式デビューは（ソフトウエアの開発遅延によって）予定よりも数ヶ月遅れ、2024年に正式デビューを飾ることになるもよう。

そして現在は欧州各地域はじめ北欧でもテストが行われているという状況ですが、今回はその寒冷地テストの様子がYoutubeへとアップされています。

まだまだ新型ポルシェ・マカンEVについてはわからないことが多い

そしてこのマカンEVについて、長らくウワサとなっており、かつ頻繁にプロトタイプが目撃されているにもかかわらず「ほとんどその詳細が知られていない」のが現状です。

ポルシェはニューモデルの開発については厳しく情報を制限することでも知られ、カイエン開発時にはその開発プロジェクトそのものを「ダミー会社に見せかけて」開発を進めたことも明かされていますね。

今回のスパイ動画では複数台のマカンEVが登場しており、隊列を組んで走行する様子や・・・。

単独での走行風景も。

加えてウインカーの動作状況や・・・。

テールランプの発光についても確認可能。

新型マカンEVはこんなクルマに

上述のとおりマカンEVはEV専用プラットフォーム（おそらくはアウディと共同開発したプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック＝PPE）を採用することになるものと思われ、最強スペックでは603馬力を発生する、とも。

そして「全てのモデルが4WD（全輪駆動）」のガソリン版マカンとは異なり、マカンEVではデュアルモーターのAWD仕様のほか、シングルモーターの後輪駆動モデルも用意されると見られていますが、「パフォーマンスアクスル」なるポルシェ独自のエレクトリックパワートレーンの採用についても言及されています。

なお、搭載されるバッテリーについては総容量100kWhのみだとされ、しかし現時点では一回の満充電あたりの航続可能距離もナゾのまま。

ただし800ボルトのアーキテクチャ採用によって最大270キロワットの充電速度が可能になることが明らかにされ、ストレスのない充電体験を目指していることもわかりますが、そのぶん価格はぐっと上がってしまい、ガソリンモデルに比較して10〜15％高くなることもポルシェによって明かされています。

新型ポルシェマカンEVが走行する様子を捉えた動画はこちら

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参照：CarSpyMedia