| さらにはドアハンドルや充電ポートなど、意外なことにタイカンよりも現行マカンに近いようだ |
おそらくパフォーマンスはマカンのラインアップ中「最強」だと思われる
さて、著名リーカーであるWilcoblockのインスタグラムにて「新型ポルシェ・マカンEV」の市販モデルと思われるリーク画像が掲載されることに。
このマカンEVは文字通りマカンのEV版ではあるものの、現行の内燃機関を積むマカンとのメカニズム的共通性はなく、車体にはアウディとの共同開発によるPPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を採用し、2024年に発表がなされるものと見られています。
意外とマカンEVのスタイルは「マカン」っぽかった
なお、プラットフォームが現行マカンとは異なるものとなるということから「現行マカンとは大きく異なるスタイリングを持つ」と見られていたものの、今回の画像を見ると「意外とマカンっぽい」という印象も。
そう感じさせる理由としては、これまでずっと隠されていたリアサイドウインドウの形状が明らかになっているためであり、この部分のデザインは「ほぼ現行マカンと同じ」。
加えてドアハンドルもタイカンや992世代の911に採用される「フラッシュマウント」ではなく現行マカンと同様のアイロン型を持ち、後部ドアの後ろにある充電リッドもタイカンとは異なって「非常に普通」。
そのほかAピラーの角度やフロントフェンダーの隆起などもマカンに近く、これらは「併売される」現行マカンとの差異を大きくしたくはなかったということなのかもしれません(マカンEVは”EV”をあえて名乗らず、現在のマカンのひとつのバリエーションとして組み込まれるとも言われている)。
ただ、出っ張ったフロントスポイラーには違和感が残り、これはなんらかのテスト用パーツなのでは、と考えています。
一方で現行マカンと異なるのはヘッドライトにフロントバンパー、前後フェンダーに取り付けられたアーチ、そしてサイドステップにドア下部の処理、そしてリアエンドの処理。
リアについては「クーペ」スタイルが与えられ(ちょうどカイエン・クーペのような感じだが、もともとマカンのリアもクーペ的ではある)新デザインのテールランプに加え、タイカンとも通じるデザインを持つリアアンダーを確認可能。
なお、パフォーマンス的には最高出力600馬力、最大トルク1,000Nmを誇り、「パフォーマンスアクスル」なる新機軸が盛り込まれると言われていますが、性能的にはマカンのトップレンジに位置する可能性があり、もしかするとこのマカンEVが「ターボ」を名乗るのかもしれません(ガソリン版マカンに比較してかなり割高になると言われているので、それなりのポジションを与える必要がある)。
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