日本発のチューナー、RWB(正式名称が長くてなかなか覚えられない)による第一号車が販売中。
中井啓氏によるブランドで、国産車でのドリフト&チューニングからポルシェでのレース活動に軸足を移したという経緯がある同ブランドらしく、いい意味でどこか国産車(族車)っぽい雰囲気を残しながらも純粋さを追求した雰囲気があります。
この個体は1990年生の964世代となる911で、見た目はダックテールスポイラーなど930っぽい仕上がりに(この辺りジンガーとも手法が似ているかも)。
エンジンは3.6リッターターボで巨大なフレアフェンダーが特徴。
内装においても快適装備が剥がされてストイックに速さを追求する雰囲気が見られます(それでもシートは豪華ささえ感じる)。
なお販売価格は驚愕の2300万円ですが、それだけRWBのチューニングが評価されている、ということなのでしょうね。
なおワイドフェンダーの幅は相当なもので、いったいどれくらい幅が広がっているんだろう、といつも疑問に思います。
関連投稿:超オーバーフェンダー。リアタイヤは14JのD-Zugポルシェ911
オーバーフェンダーの空冷ポルシェ911といえばRWBポルシェが有名ですが、これはD-Zugによるもの。
プロジェクト・ムジョルニア(マイティ・ソーのハンマーの名前)と名付けられてカスタムされたこの個体は見るからにハードにカスタムされており、934ターボRSRにインスパイアされたスタイリングは迫力満点。
サスペンションはビルシュタインでフロントホイールは10.518、リアホイールは1419サイズ。
エンジンはもっと手がかかっており993ターボのクラックシャフトやGT2のカムなどに交換され、6.7馬力を発生します。
かなり軽量化もなされており、異常な速さであることが容易に想像できますね。
空冷911専門のチューナー、RWDがもしケイマンGT4をチューンしたら?というレンダリングをCGアーティスト、Jonsibalが作成。
RWDというとワイドフェンダーが特徴的ですが、この車両も巨大な前後フェンダーとサイドステップを装備。
フロントバンパーも大きく変更されていますね。
もちろんリアウイングも巨大化されています。