| 一方、「エコカーランキング」ではトヨタの独壇場 |
英国メディア、AutoTraderが「2019年、イギリスでもっとも興味をひいた」クルマを統計とともに公開。
結論から言うとこれは「フォルクスワーゲン・ゴルフ」で、2年連続にて同じ結果となっているようですね。
そして同メディアでは「もっとも興味をひいた売れたクルマ」のほか、「もっとも人気のあるエコカー」「もっとも人気のある機能」「もっとも選ばれたボディカラー」についても発表しています。
2019年、英国での新車人気ランキングはこんな感じ
そこで今回オートトレーダーの発表した「もっとも興味を引いたランキング」。
1位のゴルフ、そしてそれに次ぐ順位はこうなっています。
これはなかなか驚きの結果で、コンパクトカーが上位を占めているのは日本同様なので理解できるとして、4位にいきなりレンジローバーが登場。
そしてレンジローバーの他にSUVはなく、あとはコンパクトカーとセダンという構成です(アウディが入っていない)。※これは広告を見られた回数から算出されたとのことで、よって広告が打たれていない車はランキングに入らない
1 フォルクスワーゲン・ゴルフ(1,307,303) 2 フォード・フォーカス(846,212) 3 フォード・フィエスタ(721,306) 4 レンジローバー(617,085) 5 レンジローバースポーツ(591,323) 6 BMW 3シリーズ(562,523) 7 メルセデス・ベンツAクラス(541,700) 8 レンジローバー・イヴォーク(525,550) 9 フォルクスワーゲン・ポロ(463,528) 10 メルセデス・ベンツCクラス(460,924) |
なお、「もっとも興味を持たれた自動車メーカー」だとトップはアウディ(4,814,795)、次はBMW(4,037,641)、フォルクスワーゲン(3,419,722)、メルセデス・ベンツ(3,371,803)、フォード(3,111,484)、ランドローバー(2,552,706)、ジャガー(1,038,377)、ヒュンダイ(997,076)、日産(925,701)、トヨタ(920,031)という順。
もっとも人気なボディカラーは「ブラック」
そして実際に「売れた」ボディカラーとなると「ブラック」がナンバーワンで21%。
ついでブルーが19%、シルバー16%、レッド11%、ホワイト10%、グレー9%、グリーン3%、パープル3%、ブラウン2%、イエロー2%、ゴールド1%、オレンジ1%。
これはちょっと意外な結果でもあり、北米と日本だと「黒白シルバー」でほとんどを占めるのに対し、英国では「ブルー」「レッド」が上位に入っていることがわかります。
世界、欧州、米国、日本で人気のボディカラーはこれだ!「世界」だとホワイトが38%、ブラック19%、グレー13%、シルバー10%という構成比
人気のあるエコカーはこういったモデル
そして次は「人気のあるエコカー」。
これも広告の閲覧数から算出されていて、トヨタ・カローラ、トヨタRAV4、トヨタC-HR、ホンダCR-V、キアNIRO、ヒュンダイ・アイコニック、トヨタ・ヤリス、フォード・モンデオ、レクサスNX300h、トヨタ・カムリ。
これを見る限りでは日本車、とくにトヨタの圧勝だということになりますね。
なお、エレクトリックモデルに限ったランキングだとアウディe-tron、ジャガーI-PACE、フォルクスワーゲンe-ゴルフ、日産リーフ、ルノーZOE、ルノー・トゥイージー、MG ZS、日産1えーNV200、ヒュンダイ・コナ・エレクトリックの順。
これらも広告ベースなので「実際の販売をあらわしている」わけではありませんが、BMW i3やスマート・エレクトリックドライブが圏外というのはちょっと驚きでもあります。