| 相変わらずマツダ・ロードスターはカスタムベースとして大人気 |
ここまでカスタムしたオーナーの情熱には脱帽
さて、マツダ・ロードスター(MX-5)をアルファロメオ風にカスタムしたクルマが話題に。
ざっと見た範囲ではフロントグリル、フロントフェンダー、ドアミラー、リアフェンダー、リアバンパー、テールランプなどが変更されているようですが、その出来栄えはなかなかに素晴らしく、アルファロメオオーナーも納得の仕上がりだとも言えそうです(この車両はアルファロメオのオーナーズミーティングにて目撃されている)。
もちろんこのロードスターはアルファロメオ8Cスパイダー(下の画像)をイメージしてカスタムされたものですが、けっこううまく雰囲気を捉えていると思います。
アルファロメオ8Cスパイダー風のマツダ・ロードスターはこんな仕様を持っている
そこでこのアルファロメオ8Cスパイダー風のマツダ・ロードスターを見てみると、フロントだとおそらく純正バンパーそのままに、グリルのみを入れ替えているように思われ、しかしアルファロメオらしい盾型グリル、そしてグリル内には8Cっぽいフォグランプも。
そしてホイールもアルファロメオ8C風(こんな社外ホイールが存在するのか・・・)。
フロントフェンダー横にはアルファロメオ8Cスタイルのダクト。
フェンダー丸ごとを入れ替えたのか、それとも純正フェンダーを加工したのかはわかりませんが、いずれにせよ素晴らしいクオリティですね。
リアフェンダーやバンパーとの継ぎ目、そしてテールランプなどまさに「見事」(リアバンパーに貼られる黒いテープの存在はナゾ)。
エキゾーストシステムも左右4本出しに改められています。
さらに驚くべきカスタムも
ただ、これらだけではまだまだオーナーは満足せず、かなり細かい部分に関しても手をかけているもよう。
たとえばドアミラーはステーごと交換されていますが、これはもしかすると本物のアルファロメオ8Cのパーツを使用しているのかも。
シートサイドにはアルファロメオのエンブレムが型押されており、つまりはシート表皮を貼り替えたのだと考えてよいかと思います。
アルファロメオとマツダ・ロードスターは無関係ではない
なお、アルファロメオとマツダ・ロードスターとは全くの無関係ではなく、というのもアルファロメオは2012年に「ロードスターをベースにしたオープンスポーツを発売する」とコメントしたことがあるため。
ただし当時それはかなわず、かわりにNDロードスターとともにデビューしたのはアルファロメオと同じグループに属するアバルトの「124スパイダー」。
ちなみにこの124スパイダーは非常に素晴らしいクルマではありましたが、アバルトの求める販売規模に達せず残念ながら販売終了に。
しかし、もしアルファロメオが当初の計画通りに「NDロードスターをベースにした」オープンスポーツを発売していたならば、それはやはり8Cスパイダーのエッセンスが取り入れられていただろうと思われ、今回目撃された「8Cスパイダー風のロードスター」のようなクルマになっていたのかもしれません。
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