| 左右でカラーが違うのはけっこうインパクトが大きい |
北米のフェラーリ正規ディーラー、フェラーリ・セントラル・オブ・ニュージャージーより、フェラーリのカスタマイゼーションプログラム「テーラーメイド」にてカスタムされた812スーパーファストを紹介する動画が公開に。
今回登場する812スーパーファストは、フェラーリがニューヨークに開設した、マラネロと上海に次ぐ3拠点目となる「テーラーメイド・センター」オープン時に公開された車両で、ネイビー、ホワイト、レッドというアメリカンなボディカラーを持つ個体です。
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カラー違いは「ペイント」にて再現
今回、このフェラーリ812スーパーファストを紹介してくれるのはフェラーリ・セントラル・オブ・ニュージャージーの広報、テティアナ・ウーリョさん。
ちなみにフェラーリ・セントラル・オブ・ニュージャージーが公開している一連の動画の再生回数は、彼女を起用する前と後とで雲泥の差があり、やはりスーパーカーと美女との相性の良さを改めて認識させられるところ。
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上述のように、この812スーパーファストは左右で色が別れていて、左側はホワイト。
そして右側はネイビー。
相当に奇抜なはずのボディカラーですが、意外やしっくり馴染んでいるように思われ、このあたり「いかなるカラーよりも、そのデザインのほうがインパクトがある」ということなのかもしれません。
ちょっと前に、ピエール=エメリク・オーバメヤン選手がラ・フェラーリをクロームにラッピングしたことで「ラ・フェラーリが台無し」という批判を受けたものの、一部のコメントには「どんなカラーだろうと、フェラーリの美しさを損なうことはない」というものがあり、まさにそんな感じですね。
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ちなみにこのカラーは「ペイント」にて再現されていて、ステッカーやラッピングではないところがさすがフェラーリ(ポルシェ918スパイダーにオプション設定されたマルティニカラーはラッピング)。
この塗り分けについては、境界線に段差が出ないように慎重にペイントされていますが、ちょっと前に公開されたワンオフモデル「SP3JC」の塗り分けもまた手作業にて行われており、こちらはフェラーリ初の「グロスとマットとの塗り分け」だそう。
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エンジンルームは通常の812スーパーファストと変わらないようですね。
特別なフェラーリはインテリアまで特別だった
そしてこのテーラーメイドによるフェラーリですが、一見するとインテリアは「ブラック」。
エクステリアほどの特別感が無いなと思っていると、なんとシートにはアメリカンなストライプ。
フェラーリの北米進出60周年記念として発売された「フェラーリF60A」のシートのアレンジ版といったところですね。
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そしてシートのステッチもブルー、レッド、ホワイトというアメリカンカラー。
ステアリングホイールのステッチもアメリカン。
ステアリングホイールのトップにはLEDインジケーター(いつの間にかカラーと発光形状が変わっているようだ)。
室内にはカーボンがふんだんに使用され、「Tailor made New York Grand Opening 2019」のバッジ。
その後はズドンとエンジンを始動し、V12自然吸気のサウンドを聞かせてくれます。