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【動画】フェラーリSF90ストラダーレは「実際にタイムを出すことができ」「ドリフトも楽しめる」新世代フェラーリ!トップギアがレビューを公開

| しかも限定モデルではないので、お金さえあれば売ってもらえる |

さて、フェラーーリは「初」となる(限定モデルではない)量産ハイブリッドスポーツカー「SF90ストラダーレ」を発表していますが、すでにプリプロダクションモデルが完成しており、いくつかのメディアを招いて試乗会を行っている他、貸し出しも行っている模様。

今回はトップギアが借り受けたフェラーリSF90ストラダーレにて走行し、その様子とレビューを公開しています。

フェラーリSF90ストラダーレはこんなクルマ

フェラーリは(限定モデルながら)ハイブリッドカーとして”ラ・フェラーリ”をすでにリリース済みで、しかしSF90ストラダーレがラ・フェラーリと大きく異なるのは「ハイブリッドシステムと、それに起因する駆動方式」。

ラ・フェラーリに搭載されるハイブリッドシステムはF1由来の「HY-KERS」で、これはエンジン前、そしてトランスミッションにエレクトリックモーターを内蔵する「2モーター」式となり、駆動方式は「MR(駆動輪は後輪のみ)」。

建前上は「モーターのみでの走行はできない」とされていますが、駐車時などごく低速での移動が可能なことも(Youtubeに投稿された動画から)判明しています。

それに対し、SF90ストラダーレのハイブリッドシステムは「3モーター式」となり、ひとつはトランスミッションとエンジンとの間、そして残る2つはフロントアクスルに搭載され前輪を駆動し、つまり駆動方式は4WD。

同じ方式を採用するのはホンダNSX、ポルシェ918スパイダーですが、SF90ストラダーレのシステムは非常に軽量かつコンパクトだといい、これを搭載することによる重量増加は250kgだとされています。

反面、獲得できるパフォーマンスは非常に大きく、ガソリンエンジン(4リッターV8ツインターボ/780PS)に220PSをプラスしてトータル1000PS(986HP)を発生し、これによって0-100km/h加速2.5秒、最高速340km/hを誇ることに。

なお、この「0-100km/h加速2.5秒」は現時点だとブガッティ・シロンと並んでガソリン車では最速の部類です。

クリス・ハリスがドリフトをキメる

そしてトップギアはクリス・ハリスがサーキットを攻める動画を公開しており、これを見るとけっこう大きなアングルでドリフトを行っていることがわかります。

フェラーリはずっと「サーキットでいかに速く走れるか」を追求しており、タイムをロスしてしまうドリフトに対しては静観を決めていて、しかしF8トリブートのプロモーションビデオあたりからドリフトを全面的に押し出すことになり、これはぼくにとってかなり意外な変化です。

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なお、この少し前から、フォードやメルセデスAMG、BMW Mモデルが「ドリフトモード」を押し出していて、マクラーレン720Sにもドリフトモードが搭載されるに及び、フェラーリも様々な事情を鑑みて「世の流れ」を受け入れたのかもしれませんね。

さらに、フェラーリ同様ドリフトモードに否定的であったランボルギーニも、ウラカンのフェイスリフトモデル、「ウラカンEVO」「ウラカンEVO RWD」においてドリフト許容の設定に動いており、ドリフト可能な設定(スリップの許容とアングルコントロール)はもはや現代におけるスーパーカーの常識となったと考えたほうがいいのかもしれません。

フェラーリSF90ストラダーレは「トップギア史上最速」

そしてトップギアはもう一本SF90ストラダーレに関する動画を公開していて、それは「フェラーリSF90ストラダーレが、トップギアの持つテストトラック(テストコース)にて、最速タイムを記録した」というもの。

そのタイムは1:11.3だといい、これは(それまでのレコードである)フェラーリ488ピスタの1:12.7を1秒以上も更新する数字です。

さらにはポルシェ911GT2RSのタイムが1:13.4、ラ・フェラーリが1:14.2ということを鑑みるに、いかにSF90ストラダーレが速いかもわかりますね。

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参照:Top Gear

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