| フェラーリ・モンツァSP1/SP2は一台一台が強い個性を主張していて面白い |
見ている範囲では一人乗りのSP1、二人乗りのSP2とも半々のようだ
さて、フェラーリは自社のFacebookにて、このところ立て続けにモンツァSP1/SP2のカスタムを公開していますが、今回はなんともクラシカルな装いのモンツァSP1が紹介されています。
もちろん、これはフェラーリのパーソナリゼーションプログラム、テーラーメイドを用いてカスタムしたもので、一見シンプルではあるものの、フェラーリのヘリテージをよくあらわしているようですね。
なお、フェラーリ「テーラーメイド」では基本的な仕様として「Scuderia(スクーデリア=レースにインスパイアされたビビッドなカスタム)、Classica(クラッシカ=過去のフェラーリにインスパイアされた優雅なライン)、Inedita(イネディタ=最新の素材を使用した、これまでに無い新しいカスタム)」の3つが設けられ、このモンツァSP1はもちろん「クラッシカ」がベースとなっていると考えて良さそうです。
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ボディカラーはロッソ・ムジェッロ
そしてフェラーリによると、このボディカラーはロッソ・ムジェッロ。
ロッソ・コルサ、ロッソ・スクーデリアのように明るい色ではないものの、そのぶんエレガントさは満点だと思います。
その名称はもちろん、「ムジェッロ・サーキット」にインスパイアされたものですね。
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そのロッソ・ムジェッロに組み合わせられるカラーはメタリックグレー(Canna di Fucile)、そしてフロントフェンダーにはペイント仕上げのスクーデリア・フェラーリ・エンブレム、ホイールはメタリックグレーにダイヤモンドカット、ブレーキキャリパーはブラックです。
リアの「コブ」には「Ferrari MONZA SP1」のロゴが入ります。
ちなみにこの部分のグラフィックには様々な仕様が見られ、他の車両だとストライプと組み合わせたものや・・・。
イタリアントリコローレを用いたものも。
このフェラーリ・モンツァSP1のインテリアは「ヴィンテージ」
そしてエクステリア同様、インテリアの仕様もクラシカル。
使用されるのはヴィンテージ加工が施されたマホガニーレザー(ブラックステッチ)で、その光沢やひび割れがなんともいい雰囲気を出しています。
フェラーリ・モンツァSP1/2は499台限定にて「ごく限られたVIP向けに」発売されたコレクターズアイテムですが、購入者は一人乗り(SP1)、二人乗り(SP2)の二種類からボディ形状を選択可能(購入できるのは一台のみで、両方を購入することはできない)。
いったいどちらのほうが人気なんだろうなと思ったりしますが、見る限りだと「半々」くらいなんじゃないかという感じですね。
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