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フェラーリはどれだけレッドが好きなのか!現在選べるレッドは11色、そしてそれぞれの違いはこうなっている

2021/01/24

フェラーリに採用されるボディカラー「レッド(ロッソ)」の違い

| ポルトフィーノMだと標準色28のうち、8色がレッド系 |

さらに「テーラーメイド」ではほぼ無限のレッドの選択が可能だと思われる

さて、フェラーリというと「レッド」というイメージがあるかと思いますが、これは全世界でも共通であるようで、レッドのボディカラーを持つフェラーリは高く売れるため、「リセールレッド」と呼ばれることも。

ちなみにフェラーリF40は全生産台数が「レッドであった」と言われており、F50のデザインを決める際には、ピニンファリーナが最初に持ってきたデザイン案のボディカラーが「レッドでなかった」ため、エンツォ・フェラーリの息子であるピエロ・フェラーリが「フェラーリのクルマはレッドでなくてはならない」と泣きながら訴えたとまで言われます。

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フェラーリの「レッド」にはこんな種類がある

そんなフェラーリの「レッド」ですが、イタリア語だと「ロッソ」ということになり、そしてこのロッソが実に多種多様。

今回フェラーリが自身のフェイスブックにて公開した内容によると、以下の種類があるようです。※現在更に増加中

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ロッソ・フィオラノ

「フィオラノ」はフェラーリの持つテストトラック(サーキット)の名称ですが、この名が与えられた「ロッソ・フィオラノ」は深く、しかし鮮やかな輝きを持つことが特徴。

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ロッソ・ポルトフィーノ

これは2017年に設定された新色で、ポルトフィーノの登場にあわせて調合されています。

3層コートを持ち、陽光の下から夜に至るまで鮮やかな輝きを放つことに。

3

ロッソ・ムジェッロ

ロッソ・ムジェッロは「深いレッド」のうちのひとつで、そのカラーは「ムジェッロ・サーキット」にインスパイアされたものだそう。

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ロッソ・スクーデリア

こちらは言うまでもなくフェラーリのレーシングチーム「スクーデリア・フェラーリ」のF1マシンに用いられてきたもので、朱色に近い、比較的明るい色味を持っています。

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ロッソ70ANNI

このロッソ70ANNIは2017年にフェラーリが70周年を迎えた折に設定されたもので、フェラーリ812スーパーファストともに発表。

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ロッソ・コルサMET

ロッソ・コルサMETは2015年に488GTBの発表時に設定されており、「明るく大胆な」カラー。

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ロッソ・カリフォルニア

ロッソ・カリフォルニアは「カリフォルニア」のデビュー時に設定されたもので、ライフスタイル系フェラーリのエレガンスを表現するカラー。

「沿岸部(具体的にはアメリカ西海岸)」を象徴するレッドでもありますね。

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ロッソ・ディーノ

ロッソ・ディーノはフェラーリの用意するレッドの中ではオレンジに近い朱色となりますが、これはかつての「ディーノ206GT」に採用されていた伝統的なボディカラー。

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ロッソ・コルサ

もっともフェラーリのレッドで有名なのがロッソ・コルサとだと言って間違いなく、これはフェラーリがレースにおいて採用してきた伝統的なカラー。

288GTOに設定されたボディカラーはこの「ロッソ・コルサ」のみ、そして488ピスタのイメージカラーもロッソ・コルサです。

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ロッソ F1-75

こちらは2022年に追加された新色で、2022年シーズンを走るF1マシン、「F1-75」に採用されていた車体色です。

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そしてこちらは2023年に追加された新色となりますが、ル・マン24時間レースの覇者、499Pに採用されていたボディカラーと同じ色味を持っています(オパコとはマット仕上げを指している)。

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フェラーリは他にもこんなボディカラーを持っている

なお、レッドのイメージが強く、そのために「派手」と思いがちなフェラーリですが、たとえばポルトフィーノMに用意されるボディカラーだとこんな感じで「レッドとイエローを除くと」明るいボディカラーがなく、これはけっこう意外なところ。※レッド系のみで8色もある

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たとえばマクラーレンやランボルギーニのような「オレンジや明るいブルー、グリーンが標準で用意されていない」ことがわかりますが、これはインテリアカラーにおいても同様で、やはりレッド以外は比較的シックなラインアップとなっており、フェラーリ自身は「派手さ」よりも「優雅さ」を標榜しているんじゃないかと思わせる部分ですね。

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ちなみに上で紹介したレッドの他にも「ロッソ・モンツァ」「ロッソ・フォーミュラ1 2007」「ロッソ・フォーコ」「ロッソ・ベルリネッタ」というヘリテージカラーも用意されており、どれだけフェラーリがレッド(ロッソ)にこだわっているかがわかります。

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参照:Ferrari, Ferrari(Facebook)

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