| まだまだ発表となる2022年末までには様々な変更が行われることになりそうだ |
おそらくはフェラーリ最大のヒットとなる予感
さて、フェラーリ初のSUV「プロサングエ」。
これまではマセラティ・レヴァンテの外装を使用したプロトタイプを走行させていましたが、今回はおそらくフェラーリ自社製のボディを身にまとっていると思われる試作車が目撃されています。
動画を公開したのはスーパーカーストーカーにしてユーチューバーのVarryx氏ですが、ここでその様子を見てみましょう。
その姿はまだまだ見えてこない
なお、今回の試作車は非常に分厚い偽装に覆われており、その下にある「真の姿」を知ることは非常に困難。
ただ、市販バージョンに近いボディの上にこの偽装をかぶせているのだとは思われ、おぼろげながらもシルエット「だけ」は判別できるという状態です。
おそらくフロントは中央に向けて絞り込まれ、つまり「尖った」顔つきとなりそう。
つまりSUVっぽいゴツさを押し指すわけではないということですが、プロサングエは「車高の高いクーペ風ワゴン」であってオフローダーを目指しているわけではないといい、そう考えるとこのデザインは「当然」なのかもしれません(もちろんフェラーリらしい優雅さを演出する必要もある)。
ノーズは「ローマ」のようなシャークノーズ風デザインが採用されそうですね。
フロントのインテークはセンターに集約され、バンパーもしくはフード上にはエアアウトレットが存在するようにも。
ヘッドライト形状はわからないものの、この偽装用カバーのパターンが”その下にあるもの”を示唆しているとすれば、ヘッドライトは「横長」を採用する可能性もありそうです。
リアは一層判別が難しく、しかしキャビン上部は大きく絞り込まれ、全体的に車体上部をコンパクトに見せて「スポーツカーらしい」シルエットを強調しているようにも(フロント先端を絞るのも同様の意図だと思われる)。
テールパイプは比較的オーソドックスな左右二本出し(デュアル)となりそうですが、市販時にはもちろん装飾用のテールパイプが取り付けられることになりそうです。
リアウインドウは緩やかに傾斜しているものの、ルーフそのものは後ろに向けて大きく下がっているわけではなく、これは後部座席のヘッドスペースを確保するためだと思われます。
こうやって見ると比較的ノーズが長く、重心が後ろ寄りとなっていて、「GTC4ルッソ」ともオーバーラップするイメージを持つもよう(ただし車体は上下に分厚くなっている)。
さらに車高が上げられていることもわかり、「おおよそ」はこのプロポーションにて登場することになるのかもしれません。
フェラーリ・プロサングエは2022年末に発表予定
なお、現在の予定だと、このフェラーリ・プロサングエは2022年末までに発表されると見られており、まだまだその登場までには時間があるため、フェラーリはここからさらに車両のセットアップを突き詰めてゆくものと思われます。
ただ、なにぶんこれまでフェラーリが発売してきたクルマとは重心や重量配分が異なるために挙動も変わってくるものと思われ、今まで以上に頻繁な路上テストを行う可能性が高く、今後も引き続き、そして更に多くのプロトタイプが目撃されることになりそうですね。
搭載されるパワートレーンについてはV12もしくは296GTB同様に「V6+ハイブリッド」がラインナップされる、とも言われています。
市販ボディを身にまとうフェラーリ・プロサングエの試作車を捉えた動画はこちら
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参照:Varryx