【動画】フェラーリ296GTB「アセット・フィオラノ・パッケージ」試作車がはじめて目撃される！変更された部分にはわずかながらの偽装も

｜　フェラーリはニューモデルの生産に向け着々と準備を進行中　｜

今後アセット・フィオラノ・パッケージはひとつの「定番」となりそうだ

さて、スーパーカーストーカーことスパイビデオ系ユーチューバー、Varryx氏がフェラーリ296GTB「アセット・フィオラノ・パッケージ」装着車を撮影した動画を公開。

なお、これまでにも何度か296GTBのプロトタイプが目撃されているものの、アセット・フィオラノ・パッケージ装着車は初の目撃例だといいます。

アセット・フィオラノ・パッケージとは？

このアセット・フィオラノ・パッケージですが、これはかんたんに言うと「サーキット走行を主眼においたオプション」。

SF90ストラダーレ発表時にはじめて登場したオプションパッケージで、フェラーリとして「通常バージョンとサーキット志向バージョンの2車を（1モデル内で）用意するのは初」なのだそう。※フィオラノとは、フェラーリのテストコースの名称

このアセット・フィオラノ・パッケージには、サーキット走行を主眼に置いたアジャスタブル・マルチマチック・ショックアブソーバー、ダウンフォースを10kg増加させるフロントバンパー内のカーボン製パーツなど。

加えてカーボンファイバー製パーツを社内外に採用することで軽量化を図っており、車両全体で12kgの軽量化を達成しています（単に素材を変更しただけではなく、構造を変更したパーツもある）

そしてこのアセット・フィオラノ・パッケージを装着すると、1963年のフェラーリ250LMをイメージしたカラーを指定することができ、画像のようにフロントからリアにかけて特徴的なカラーリング（このストライプはイエローもしくはシルバーが用意されている）を選択することが可能に。

加えて15キロ重量を削減できる樹脂（レクサン）製リアスクリーンも追加で選ぶことができるといい、かなりハードな内容へと変更されるようですね。

なお、今回目撃された296GTB「アセット・フィオラノ・パッケージ」には、若干ですが偽装が施されており、ドアからリアフェンダー、リアデッキにかけてカモフラージュ用シートが貼られます。

ちなみにアセット・フィオラノパッケージ装着車の一部は上述の通り「構造が変更される」ことになりますが、ドアもそれに該当するといい、よって「アセット・フィオラノ・パッケージ装着によって変更される」パーツのテストを行っているのかもしれませんね。

フェラーリ296GTB”アセット・フィオラノ・パッケージ”が走行する様子を収めた動画はこちら

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参照：Varryx