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いったいなぜ?同じフェラーリF40が5ヶ月の間に3回も売りに出される。あまりのハイパワーぶりに乗りこなせる気がしないのか・・・

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いったいなぜ?同じフェラーリF40が5ヶ月の間に3回も売りに出される。あまりのハイパワーぶりに乗りこなせる気がしないのか・・・

| このフェラーリF40は改造車ではあるが、由緒正しいレーシングファクトリーによって改造され、レースへの参戦経験も |

ボディをペイントしたのはフェラーリ「テーラーメイド」対応ファクトリー

さて、1月21日から29日にかけてオークションハウス、バレットジャクソンが開催する競売へ、素晴らしいレースの血統と独特の色合いの塗装を持つフェラーリF40が出品予定。

そしてこのボディカラーはあまりに独特なため、「あれ?なんか見たことがあるぞ?と思う人も多いかもしれませんが、それもそのはず、このF40はこの5ヶ月で3回も売りに出されているため。

まず最初は2022年8月にRMサザビーズのプライベートセールに登場し、その後同年12月にもオークションに登場しているのですが、今回はまた別のオークションに登場することになり、短期間で販売元を変えて3回も売りに出されている、ということに。

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このフェラーリF40はこんな歴史を持っている

そこでこのフェラーリF40について再度触れてみると、1989年にオランダのフェラーリディーラー、クロイマンズ・オートモーティブに「普通の」フェラーリF40として納車され、しかしその3年後には同ディーラーのレーシング部門である”カヴァリーノ・チューニング”によってレース用にコンバートされることに。

このコンバートの際、際エンジンはそのままに、しかしイントラックス社製の新型レーシングショックアブソーバー含むサスペンション、スタック製のメーター、ブレーキ、ボディワーク(当時はイエローに再塗装)等の変更が行われた、と紹介されています。

Ferrari-F40 (3)

レース仕様に換装されたF40はオランダのブラリクムにあるダッチ・レーシング・プロモーションに売却され、H・W・テ・パスが競技にて使用することになり、実際に1993年から1994年にかけ、H・W・テ・パスはダンクラン・ハイスマン、デビッド・ハートらとともにレースに参戦したという記録が残ります。

Ferrari-F40 (2)


その後、このフェラーリF40はイギリスのオートフィチーナ(Autofficina)にて新しい燃料タンク(消火装置付き)の取り付け、サスペンションのテストや各部の整備が行われ、さらにその後はフェラーリ「テーラーメイド」「ICONAシリーズ」のペイント等を行うファクトリー、カロッツェリア・ザナシ(Carozzeria Zanasi)にてレストアを受け、その際に現在のグリジオ・ナルド(ナルドグレー)に再ペイントされたようですね。

Ferrari-F40 (5)

このフェラーリF40no出力は最大で1,000馬力

特筆すべきは、搭載される2.9リッターのツインターボV8エンジンが、(フェラーリのレーシングカー製作で知られる)ミケロット(Michelotto)の協力のもとで改良され、もともとの471馬力から700馬力にまでチューンされていること。

Ferrari-F40 (8)

ただし、このチューニングには「余力」が残されていて、セットアップ次第で1,000馬力近い強大なパワーを発揮するといい、これは現代のフラッグシップモデル、SF90ストラダーレの4.0リッターV8エンジン+ハイブリッドシステムと同じパワーです。

Ferrari-F40 (4)

インテリアは軽量化が最優先されており、1970年代あたりのフェラーリのレーシングカーに見られた「ブルー」のクロスが貼られたバケットシートを持ち、カーペットもなにもないという潔さ。

Ferrari-F40 (7)

画像を見る限りでは内外装の程度は悪くなく(むしろ非常に良好)、なぜこのフェラーリF40が短期間で3度も売りに出されるのかは全くのナゾ。

考えられる要素の一つとしては「改造車だから」ということですが、しかしこれはフェラーリ公認ファクトリーであるカロッツェリア・ザナシとミケロットによって(内容は公認ではないにせよ)行われたもので、さらにレースへの参戦経験を考慮しても「プラス」に働く要素なんじゃないかとも考えています。

もしくは、ノーマルのままでも「危険極まりない」と言われたその運転の難しさ、とくにターボの加給がかかったときの驚異的な加速(ドッカンターボ)が恐れられているのに、700-1,000馬力という数値を見るに「乗りこなせる気がしない」のかもしれません。

Ferrari-F40 (6)

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参照:Barrett-Jackson

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