やはりテスラ・モデルXの加速は最強だった。フェラーリSF90ストラダーレ、 ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJに対して一歩も譲らず【動画】

｜　しかもテスラ・モデルXプレッドはほか2車に比較して価格が1/5くらいである　｜

もはやEVにはこれまでの常識が通用しない時代となってきた

さて、エレクトリックモーターは（バッテリーの消耗さえ気にしなければ）ガソリンエンジンではとうてい到達できないほどのパワー、そして加速を実現できることがもはや常識となっていますが、現実的にはバッテリーの消耗や安全性などの理由にて「意図的に加速を制限している」状況があるとも言われます。

ただ、そんな中でも「最も出力が高く、もっとも加速に優れる」量産EVを販売しているのがテスラであり、かつ「馬力に比較してとんでもなく安価である」のも特筆すべき点。

テスラ・モデルXプレッドがスーパーカーと加速を競うとどうなるのか

そこで今回、英国Carwowが「テスラ・モデルX、プレッド / フェラーリSF90ストラダーレ（アセットフィオラノ・パッケージ） / ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ」というEV、ハイブリッド、ガソリン車における（一部の少量生産車を覗いて）最高レベルの出力とパフォーマンスを誇る3台を集めてのドラッグレースを行い、その動画をYoutubeチャンネル上へと公開することに。

ここでざっとその3台のスペックをおさらいしてみると、るテスラ・モデルXプレッドは、見た目の通りファミリーSUVではあるものの、2つのエレクトリックモーターを前後アクスルに搭載し、1,020馬力/1,020Nmという最高出力と驚異的なトルクを発生します。

ただし、重量は2,539kgにも達しており、今回のメンバーの中ではもっとも重いクルマでもありますね（それでも、ガソリン車含めこのサイズのSUVとしては極端に重いわけではない）。

フェラーリSF90は、4.0リッターV8ツインターボエンジンと3つのエレクトリックモーターを搭載する4WDスーパースポーツで、最高出力1000馬力、最大トルク800Nmを発生し、重量はわずか1,570kgに収まります。

後輪を駆動するのはガソリンエンジン、そしてトランスミッション内に仕込まれるエレクトリックモーターが担当し、前輪を駆動するのは2つのエレクトリックモーターという構成です。

そして、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJは、このラインナップで最も軽い1,525kgという車体重量を誇るスーパーカーで、搭載されるのは6.5リッター自然吸気V12エンジン、最高出力は770馬力、最大トルクは720Nm。

実際に「テスラ・モデルX、プレッド / フェラーリSF90ストラダーレ / ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJがドラッグレースを走ったらこうなった

そこで今回この3車がドラッグレースを走った様子を見てみると、やはり飛び出たのは（いかに重量があろうとも）瞬時に最大トルクを絞り出すことができるテスラ・モデルXプレッド。

その後は軽量性に優れるアヴェンタドールSVJが追いすがるものの、速度域が上がるにつれてターボエンジンを搭載するフェラーリSF90ストラダーレの加速が伸び・・・。

結果としてはテスラ・モデルXプレッドとフェラーリSF90ストラダーレが同着（フロントオーバーハングが長いぶん、フェラーリSF90ストラダーレのほうが先にゴールラインを割っている）。

JUN

この2台がまさか同時にゴールするとは・・・！

そして0.8秒遅れでランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ。

テスラ・モデルX、プレッド / フェラーリSF90ストラダーレ / ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJがドラッグレースを走る動画はこちら

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参照：carwow