![フェラーリ430スクーデリア・スパイダー16Mが競売に登場!「カロッツェリア・スカリエッティ・パーソナライゼーション」による特別仕様](https://intensive911.com/wp-content/uploads/2023/03/Ferrari-F430-16M-2.png)
| 430スクーデリア・スパイダー16Mにはフェラーリ純正のiPod Touchが付属している |
ちなみにフェラーリは最初にアップルカープレイに対応した自動車メーカーである
さて、フェラーリが16回目のF1コンストラクターズチャンピオンシップを獲得したことを記念して発表された「430スクーデリア・スパイダー16M」。
これは499台のみが生産された限定モデルで、この個体の外装はロッソコルサ、インテリアはブラックレザーにて仕上げられています。
装備としてはトリコローレフードストライプ、ブラックソフトトップ、キセノンヘッドライト、19インチスクーデリアホイール、電子制御リミテッドスリップディファレンシャル、ブレンボ製カーボンセラミックブレーキ、スクーデリア・フェラーリ・フェンダーシールド(エンブレム)、カーボンファイバー製インテリアトリム、オートエアコン、K40レーダー探知機、iPod Touch付き純正ステレオ等がアナウンスされており、現在の走行距離は約3,000マイルとのこと。
![Ferrari-F430-16M](https://live.staticflickr.com/65535/52751388065_43949d2c8e_c.jpg)
フェラーリ430スクーデリア・スパイダー16Mはこんなクルマ
430スクーデリア・スパイダー16Mは、標準のF430スパイダーよりも軽量なバンパー、カーボンファイバー製のフロントフィン、ヘッドライトハウジング、ミラーハウジング、リアグリルサラウンド、リアディフューザーが装着されており、車体が補強されたうえ、ZF製ダンパーとチタン製スプリングを備えたサスペンションが装備されるといった特徴も。
![8](https://live.staticflickr.com/65535/52751381270_1abff5735f_c.jpg)
グレー仕上げのスクーデリア・アルミホイール(19インチ、ホイールボルトはチタン製)には、フロント235/35、リア285/35のピレリPゼロコルサ・タイヤが装着されています。
![3](https://live.staticflickr.com/65535/52751213199_58acc6c28b_c.jpg)
搭載されるエンジンは510馬力を発生する4.3リッターV8自然吸気、車体重量は1,340kg(F430スパイダーよりも80kg軽い)、0−100km/h加速は3.7秒、最高速度は315km/hというスペック。
なお、インテークマニホールドやエキゾースト、カーボンファイバー製エアボックスといった専用パーツが奢られており、いっそう特別さを強調しているかのようですね。
![30](https://live.staticflickr.com/65535/52751006601_f04c5a171e_c.jpg)
ちなみにこのイタリアンカラーのストライプは「カロッツェリア・スカリエッティ・パーソナライゼーション・プログラム」でしか選択できないもの(通常バージョンだとストライプのカラーはグレー)。
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こちらが16回目のコンストラクターズ・タイトルを獲得した記念プレート。
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この車はアリゾナで最初に登録され、その後アラスカ、モンタナ、テキサス、フロリダでの登録履歴を経ており、フェラーリ発行による説明書、新車販売時のウィンドウステッカー、カーカバー、(もともとの)付属品、無事故証明書とともに出品されています。
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そのほか11回にわたるサービス履歴のほか、1回のリコール履歴も残されており、今までのいずれの所有者もしっかりメンテナンスを行ってきたようですね。
![7](https://live.staticflickr.com/65535/52751380730_2f82886ac7_c.jpg)
このフェラーリ430スクーデリア・スパイダー16Mのインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのフェラーリ430スクーデリア・スパイダー16Mのインテリア。
![1](https://live.staticflickr.com/65535/52751465578_553a9049c7_c.jpg)
見てのとおりカーボンファイバー製パーツ満載となっており、シートもカーボンファイバー製のシェルを採用しています。
シート表皮はブラックレザーにレッドのアクセントステッチ、テクスチャードクロスのインサートを持っており、ダッシュボードにはレッドステッチ入りのブラックレザー、ドアパネル、ドアシル、インストルメントクラスター、ステアリングホイール、センタースタック、センターコンソールにはカーボンファイバートリムがアクセントとして使用されています。
![2](https://live.staticflickr.com/65535/52751465488_deb6080891_c.jpg)
さらにはダイヤモンドプレートのアルミフロア、オートエアコン、ドリルドアルミニウムペダル、跳ね馬(プランシングホース)刺繍入りヘッドレストといった装備も。
![21](https://live.staticflickr.com/65535/52750444757_070cf2c93a_c.jpg)
本革巻き3本スポークステアリングホイールには、LEDシフトライト、エンジンスタートボタン、カーボンファイバー製シフトパドル、マネッティーノダイヤル(ドライブモードの選択用)が装備され、タコメーターのレッドラインは8,500rpm。
![20](https://live.staticflickr.com/65535/52750444772_b33be9d378_c.jpg)
走行距離は短いものの、新車登録(2009年)から時間が経過しているせいかウィンドウスイッチ、リバースボタンなどの樹脂パーツには「べたつき」が見られるといい(フェラーリにはよくある)、なんらかの対応が必要であることが記されています。
オークション終了までには3日を残しており、現在の価格は263,430ドルにまで上昇していますが、もちろん終了間際には大きく値を上げることになりそうですね。
このフェラーリ430スクーデリア・スパイダー16Mを紹介する動画はこちら
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