やっぱり中古フェラーリはお金がかかる？430スクーデリアを購入し最初の点検で200万円も請求されてしまう【動画】

｜　430スクーデリアは2008年発売なのでそれほど古いクルマではないが　｜

メンテナンスコストの高さを考慮するならば、価格が高くとも最新のフェラーリを購入した方が良さそうだ

さて、色々と話題になるのが「スーパーカーの中古車購入」。

話題になる理由とは「中古で買って壊れないのか」「中古で保証の切れたスーパーカーを購入するのはヤバいんじゃないか」。

これまでにも様々な「スーパーカーを中古で買ってみた」という動画が公開されていますが、今回はフェラーリ430スクーデリアを中古にて購入し、その後初めてのメンテナンスを行った際の記録（合計で11,000ポンド＝約200万円の負担が生じた）がYoutube上へと公開されています。

フェラーリ430スクーデリアのメンテナンスにはこれだけコストがかかった

そこでこの動画を見てみると、まずこのオーナーはフェラーリ430スクーデリアをディーラーへと預け、その後にブッシュやゴムパッキンなど、サスペンション関連にていくつか新しいのパーツが必要であるという連絡を受けた、と述べています。

このほかだとクーラントの漏れ、ドアのガタつき、テールライトの緩み、ドアストライカーインサートの欠落、エキゾーストシステムの錆など、他にもいくつかの問題がみつかることに。

そしてディーラーから最初の連絡を受け取ってから約1ヶ月後、さらに多くの問題が記されたEメールが届くことになりますが、これに従ってフェラーリ430スクーデリアのオーナーはサーモスタットを交換し、カムカバーを再塗装することになります。

このほか定期点検の基本工賃（1,100ポンド）も必要となり、そこには花粉とエアフィルター、補記類を駆動するベルト、オイルとオイルフィルター、ギアボックスオイル、そしてキーの電池の交換が含まれます。

さらにはブレーキも摩耗しているとの指摘を受けるものの、すぐに交換する必要はないとのことだったためにこちらの交換は「見送り」。

まだまだこのフェラーリ430スクーデリアにはメンテナンス費用がかかりそう

そのほかタイヤの磨耗も指摘されており、さらには交換した方がいいと思われる内装トリムもいくつかあるものの、これらの交換も先送りにしたと述べており、しかし遅かれ早かれ交換が必要となることも予想されます。

ちなみにですが、（車種は不明ではあるものの）内装の問題を修正したオーナーが「約132万円もの修理費用を請求された」例もあり、この内装の問題は（将来的に）けっこう大きな負担となるかもしれませんね。

なお、高級車や高額車の修理費用もまた高価であることが知られていますが、今回これだけの修理を行ったにも関わらず、総額200万円に収まったのは幸運だったのかもしれません。

ただ、今後内装の修理やタイヤ交換を行えば、150万円〜200万円程度の追加コストを要求される可能性もあり、まだまだこのフェラーリ430スクーデリアのオーナーさんの苦難が続くことも予想されます。

なお、フェラーリ430スクーデリアは2008年に発売されているのでさほど古い車ではなく、しかしそれでもこれほどの修理費用がかかるのは「スーパーカーならでは」。

ただしフェラーリは新しいモデルに対し7年保証を付与しているので、理論的には「ちょっと古いフェラーリの中古を買う」よりは新しいフェラーリを（高くても）購入した方が安上がりだとも言われていますね。

フェラーリ430スクーデリアの修理コストについて述べる動画はこちら

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参照：JayEmm on Cars