撮影中にフェラーリを燃やして廃車にしてしまったユーチューバー。バラバラに分解して「オブジェ」として使用できるよう透明の箱に入れて販売することに【動画】

2023/11/28

｜　一見するとモトが取れそうにはないが、それでも「最良の」リカバリー手段かもしれない　｜

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正直、これはなかなか魅力的な商品であるかもしれない

さて、過激なカースタントで知られるユーチューバー、ウイッスリン・ディーゼル（WhistlinDiesel）。

先日はロケ中にフェラーリF8トリブートを全焼させてしまい（意図したものではなく偶然の事故だと一貫して主張している）、よって今回、フェラーリF8トリブートが廃車となることで被った損失を取り戻すべく、そのパーツを分割して販売するという企画を立ち上げています。

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そのパーツはなかなかに魅力的でもある

まず、ウイッスリン・ディーゼルは以前にトウモロコシ畑をフェラーリF8トリブートにて爆走するという動画を公開していますが、その撮影の際、フェラーリF8トリブートの熱が枯れ葉に伝わることで（枯れ葉を）発火させてしまい、みるみる車両ともども炎上したため「全損」となっています。

そして「耐久テスト」と称してメルセデスAMG G63を破壊してしまったことも。

そこで今回、これらのクルマからパーツを剥ぎ取って・・・。

ひとまずはざっと集めます。

そしてこれらをケースに入れて販売するため、一定のサイズにまで削ったりカットしたり。

その後はケースに入れて洗浄液へ。

そして汚れを落としてきれいになったパーツをさらに研磨し・・・。

透明のケースの中へ。

ちなみに1つのケースには約500gの「元パーツ」が入っているのだそう。

いったいこれらで「どれくらい」稼げるのか？

そしてウイッスリン・ディーゼルはこれをひとつひとつ手作業にてケースに入れ・・・。

ラベルを貼り付けてサインした後には封印します。

そして出来上がったのが「元フェラーリ」であった729個のケース、そして元メルセデスAMG G63であった899個のケース。

見た感じだとエンジンやトランスミッション関連のパーツが収められているもよう。

販売価格は1個あたりフェラーリが229ドル、メルセデスAMGだと189ドルなので、フェラーリF8トリブートの場合は合計で166,941ドル、メルセデスAMG G63だと169,911ドルという計算に。

なお、フェラーリは「自社の名誉を傷つける」存在や行為に対して断固たる法的措置を取るため、ウイッスリン・ディーゼルはこの動画では「フェラーリ」そして「メルセデス・ベンツ」の名を出しておらず、 "赤いイタリアのスーパーカーの破片 " "赤いドイツの高級SUVの破片 "という表現を用いています。

今回のキューブの製作には相当な手間がかかっているものと思われ、かつ送料も「無料」だと述べており、よって全部売り切ったとしても到底モトを取ることができないとは思われるものの、二束三文でスクラップ業者に販売するよりはずっと賢明な判断で、さらには動画が拡散することで新たなYoutubeチャンネル登録者を獲得したり、もちろん再生に応じた収入も入ってくるものと思われるために「むしろトータルでは黒字」となるのかもしれません。