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フェラーリの上位顧客へとSF90 XX ストラダーレが納車。ボディカラーはル・マンの覇者499Pと同じカラーリング、これを再現するのに要したコストは3000万円【動画】

フェラーリの上位顧客へとSF90 XX ストラダーレが納車。ボディカラーはル・マンの覇者499Pと同じカラーリング、これを再現するのに要したコストは3000万円【動画】

| ただしこのカラーリングは誰でも選べるものではないと思われ、お金をかけるだけの価値は十分にある |

今後、様々な仕様のフェラーリSF90XXストラダーレ、SF90XXスパイダーが納車されてゆくものと思われる

さて、スーパーカーストーカーことスパイ系ユーチューバー、Varryx氏が「最初のフェラーリSF90XXストラダーレの特別仕様が納車された」としてその様子を動画に収め自身のYoutubeチャンネル上へと公開しています。

このフェラーリSF90XXはフェラーリの主催するサーキット走行プログラム「XX」の公道走行版という位置づけを持っており、クーペ(ストラダーレ)が799台、オープンモデル(スパイダー)が599台のみ生産され、当然ながらこれを購入できるのはごく一部の限られたVIPカスタマーのみ。

その価格はSF90XXストラダーレが9800万円、SF90XXスパイダーでは1億801万円に設定されていますが、カタログモデル、そして限定モデル共に「とんでもなく高くなってしまった」フェラーリの値付けを物語っているかのようですね。

このフェラーリSF90XXは「499P」と同じカラーコンビネーションを持っている

そしてまず動画はフェラーリ本社正門から始まり・・・。

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その道路向かいにある(フェラーリ経営の)レストラン、イル・カヴァリーノの入口も紹介。

このリストランテ イル・カヴァリーノはもともとフェラーリの社員食堂として誕生していますが、1950年にレストランへと改装され、エンツォ・フェラーリが顧客や取引先をもてなしたり、ドライバーとの重要な会合に使用したとされ、数年前にはミシュランの三つ星シェフ、マッシモ・ボットゥーラ氏を迎えて再度の改装を行って現在に至ります(秋にフェラーリ本社を訪問する予定なので、その際にランチを食べてこようと思う)。

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その後はところ変わってSF90XXストラダーレの納車場面。

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なんとロッソにジャッロのリバリーという「499Pと同じ」カラーリングを持っています。

もちろんこの499Pは「昨年50年ぶりにル・マン24時間レースに復帰し、フェラーリに優勝をもたらした」レーシングカーで、フェラーリはこれを記念し「499Pモディフィカータ」なるコレクター向けの限定車も発売していますね。

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加えてフェラーリはSF90ストラダーレに対しても499P風のカラーリングを反映させた限定モデルを設定するとアナウンスしていますが、このSF90XXストラダーレはまさにその限定車に近い(しかしSF90XXストラダーレ用へとアレンジされた)仕様を持つもよう。

フェラーリがル・マン優勝記念としてSF90ストラダーレに特別仕様限定者を用意するようだ!499Pと同じカラーリングを持ち「限られた顧客にのみ提供する」

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ただしこのフェラーリSF90XXストラダーレのボディ上に表示されるのは2023年の優勝車のカーナンバー、「51」。

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ホイールはカーボンファイバー、そしてセンターキャップをブレーキキャリパーはイエロー。

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ルーフにはボディサイドと連なるイエローのストライプ。

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リアウイングにも499P風のグラフィックが入ります。

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ちなみに(2023年のル・マン24時間レースを走った)フェラーリ499Pはこちら。

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こうやって見ると、その499Pを高いレベルにて再現していることがわかりますね。

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なお、このリバリーは「誰でも」選べるわけではないものと思われ、おそらく選択できるのはトップ中のトップカスタマーだと考えてよく、ぼくが指定しようとしても「失せろ」と言われるのかもしれません。

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フェラーリのクルマは(新車注文時に)多種多様なカスタムが可能であることが知られていますが、一部のカラーリング(レーシングカーやF1マシンをモチーフにしたもの)は重要顧客にしか開放されていないといい、よってSF90XXストラダーレを所有しているということはそれだけでトップクライアントであることを意味するものの、さらにこういったリバリーを許されたということは「トップ中のトップ」ということになりそうです。

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特別仕様のフェラーリSF90 XX ストラダーレの納車風景を収めた動画はこちら

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参照:Varryx

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