鮮やかなブルーにシルバーストライプ、内装ではシックにブラック/グレーを採用したフェラーリ812コンペティツォーネが公開。「レトロ」よりも「モダン」といった印象

Image：Ferrari

｜　ボディカラー、そしてリバリーのともに「はじめて聞く」カラー名である　｜

エアロパーツにはハイライトなし、シンプルだがインパクトが強い仕上がりに

さて、フェラーリが自社の展開するパーソナリゼーションプログラム「テーラーメイド」にてカスタムした812コンペティツォーネ最新作を公開。

812コンペティツォーネはフェラーリ伝統のV12エンジンをフロントに搭載するフラッグシップ、812スーパーファストをベースとした限定モデルであり、フェラーリにとって本当に重要な「限られた」顧客しか購入ができないクルマです。

そういった背景もあり、812コンペティツォーネのパーソナライズにおいては「フェラーリの伝統、とくにV12エンジン搭載車やレーシングカー」をモチーフとすることが多いように見受けられますが（オーナーにはフェラーリ愛が強い人が多い）、今回公開された個体は「レトロ」よりも「モダン」が重要視されているように見受けられます。

このフェラーリ812コンペティツォーネはこういった仕様を持っている

今回公開フェラーリが自社のFacebookページにて公開した812コンペティツォーネを見てみると、ボディカラーは「ブルー・トッリーチェ」、そしてリバリー（ストライプ）は「グリジオ・ル・サンシー（グレーというよりはホワイトのようにも見える）」。

いずれも初めて聞くカラーではありますが、美しいマッチングを見せており、なんとも鮮烈な印象を見るものに与えます。

ちなみにフロントリップ、サイドステップ、リアディフューザーなどのエアロパーツには「ハイライト」が入らないというシンプルな仕様を持つようですね。

そしてフェンダー上のスクーデリア・フェラーリ”シールドエンブレム”は高価なペイント仕様。

ホイールはカーボンファイバー、ホイールセンターキャップもカーボンファイバー製、ブレーキキャリパーはブラックです。

インテリアはいっそう「現代的な」印象が感じられ、アウンデ社製のグレーファブリック、そしてブラックのスーパーファブリックが組み合わせられ、シートにはシルバーのライン、そしてヘッドレストにはシルバーの跳ね馬刺繍。

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参照：Ferrari