ビス一本に至るまで実車同様。アマルガムが「設計に3,000時間、製造に300時間」を要する」フェラーリ 12チリンドリを353万円にて発売

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｜　その素材感やディティールなど「どう見ても本物にしか見えない　｜

このアマルガムの技術は容易に他社が真似できるものではない

さて、フェラーリはじめブガッティやマクラーレン、ロールス・ロイス、ランボルギーニ、ポルシェなど様々なハイエンドカーメーカーとのパートナーシップ契約に基づき高品質なモデルカーを提供している英国アマルガム。

それぞれの自動車メーカーから3D CADデータの提供を受けることで実車と違わぬ製品を製造することが可能となっていますが、今回はフェラーリの最新モデル「12チリンドリ」を1/8スケールにてリリースしています（3,536,789円）。

アマルガムによるフェラーリ 12チリンドリはこんな製品

そこでアマルガムによるフェラーリ 12チリンドリを見てみると、まず設計にかかったのは3,000時間以上。

実車のデータをモデルカー用へと変換し、そこで数千ものパーツが設計され、それらの組み立てにかかる時間は1台いあたり300時間以上だと説明されています。

なお、各パーツはフォトエッチングやCNCなど「構造や形状に最適な」方法を用いて製造されており、ボディカラーはもちろんフェラーリからデータを得て専用に調合されたもの。

なお、この12チリンドリの生産台数は199台のみで、現在「すぐに納車できる」完成済みあるいは完成間近の個体（ロッソイモラ外装とブルースターリング内装）の受注を受け付けていますが、199台の「残り枠」については自由なカラーや仕様によってオーダーできるといい、もちろん「自分が注文した（実車の）12チリンドリと同じ」スペックを指示することも可能です。

このアマルガム製フェラーリ 12チリンドリのボディサイズは全長59センチもあるため、相当な迫力そして見ごたえがあるものと思われます。

アマルガムの製品はいずれも驚くほど精巧ですが、この12チリンドリも例外ではなく、ホイールの「ダイヤモンドカット」の質感や・・・。

テールパイプの質感も実車と見紛うほど。

フロントグラスの右下にはフェラーリのマーキングが入るなど、どんな細かいところに至るまでも「実車同様」。

サイドウインドウ下部にもやはりフェラーリの跳ね馬マーキング。

アマルガム製フェラーリ 12チリンドリのインテリアでは「ステッチ」までもが再現

ウインドウの薄さ、ドア開閉のためのラッチ、それを固定するためのビスに至るまで再現され、ペダル、スカッフプレート、スイッチ類も「完璧」。

驚くべきはシートやステアリングホイールのステッチに至るまでが正確に再現されていることで（どういった方法を用いているのかわからない）、シートベルトのテクスチャについてもそれは同様。

なお、ここまで精巧に作られているにも関わらず「フロントフードは開閉せず」つまりエンジンルーム内部は再現されていないのだそう（技術的には可能ではあると思われるが、そうなると価格がとんでもないことになるのだと思われる）。

同様にリアフードも「開閉しない」仕様なのだと思われます。

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