| 相変わらずアマルガムのミニカーの精巧さには驚かされる |
アマルガムはダイソンなど家電メーカーの「試作品製造」からミニカー業界に入ったという変わりダネ
さて、精巧なモデルカーをリリースすることで知られるアマルガムがニューモデルを一挙に発表。
まずは1/8サイズのランボルギーニ・カウンタック(3,168,601円)から見てみたいと思いますが、いつもどおり「どう見ても実車そのもの」。
全長は50センチ程度、開発にかかったのは4,000時間、組み立てに要するのは1台あたり400時間だとアナウンスされています。
この価格でも「けっこう売れている」のだと思われる
なお、アマルガムはブガッティやフェラーリ、ロールス・ロイスなど様々な自動車メーカーと提携しており、「ディーラーオプション」として自分のオーダーしたクルマと同じ仕様を持つミニカーをオーダーすることが可能ですが、その価格は当然ながら「数百万円」に設定されています。
そしてそういったオプションとは別に様々な「通常の仕様の」モデルカーが発売されているわけですが、ここまで次々ニューモデルが発売されるということは「それなりに売れている」と考えていいのかもしれません。
たしかにこの出来栄えを見るにこの価格にも「納得」であり、この価格を「支払える」余力がある人にとっては非常に満足度の高い買い物となりそうですね。
こちらは「ロッソ」バージョン。
そしてこちらは1/8スケールのランボルギーニ・ミウラ(3,168,601円)。
やはり一見しただけではとうていスケールモデルとは信じられないほどの出来栄えです。
インテリアも実車同様。
なお、最新モデルを「モデルカー化」する場合だと、アマルガムは自動車メーカーから3D CADデータの供給を受け、それをもとにスケールモデルを設計するとのことですが、こういったクラシックモデルだとそうはゆかず、よって3Dスキャナー等を使用してデータを作成することになりそうですね。
アマルガムは早速フェラーリの最新F1マシン、昨年の耐久レーサー(499P)もモデル化
そしてアマルガムはさっそくフェラーリの2024年F1マシン、F1-24のモデル化に着手したことも発表しており、こちらは1/8スケール、そして価格は1,755,101円に設定されています。
なお、同じ1/8スケールでもランボルギーニ・カウンタックやミウラに比較すると安価なのは「開発時間が短い(800時間)」ためだと思われ、この開発期間の短縮はやはりフェラーリからCADデータの提供を受けることによって可能になったのだと考えて良さそうですね。
そしてアマルガムは1/8サイズの499P(こちらは2024年仕様ではなく2023年仕様)のモデルカーに開発も行っていて、こちらは今注文すると「夏頃にお届け」。※価格は3,168,601円。こちらが高価なのは細部に至るまでの作り込みが理由だと思われる
このフェラーリ499Pについては順調に開発が進んでおり、実際のモデルカーの画像がいくつか公開されていますが、画像を見るにエキゾーストシステムの「焼け」までもが再現されており、ル・マン24時間レースの感動再び、といった感じですね(アマルガムはこれまでにも、ウエザリングが施されたレーシングカーを何度か発売したことがある)。
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参照:Amalgam