マクラーレンが突如「F1」「P1」に関する動画を公開しその偉大さを雄弁に語る。新型ハイパーカー発表の前哨戦と見られ、ここから本格ティーザーキャンペーン始動か

｜　マクラーレンの新型ハイパーカーは「F1」「P1」同様に新しい時代を定義するはずである　｜

ただし現時点ではその存在について「厳重に」秘密が守られている

さて、マクラーレンがこの数日、突如として「F1」「P1」に関する動画を公開。

これら動画では、マクラーレンにてフリート オペレーション マネージャーを務めるマウリツィオ・ザガレッラ氏が登場し、その両者につき「いかに革新的なクルマであったか」を説明してくれていますが、これらについて「可能性の限界を押し広げた」「そして、私たちはまだその答えを見つけようと努力しています」とも。

この一連の流れを見るに、マクラーレンは「F1、P1」に連なる血統を持つ究極の、そして新たな伝説となるハイパーカーのリリースを行う準備を始めていると考えてよく、この後に「新型ハイパーカー」のティーザーキャンペーンが開始されるものと思われます。

マクラーレン「F1」「P1」は世界を変えたクルマであった

なお、マクラーレンF1は「スポーツカーの常識を変えた」クルマであり、実際に数々の記録を打ち立てていますが、その”妥協なき作り”は他の自動車メーカーが到底真似できないレベルにあり、それによってなされた「評価」は”現代の自動車としてはずば抜けた取引価格”が示してしているといえそうです。

その後に登場したP1もまた「ハイブリッド」システムを投入して1,000馬力近くを発生するという（当時としては）常識外れのスポーツカーで、これによってハイパーカーは新次元に突入し、そしてP1はその「基準」を作った一台であるとも考えられます。

そしてこの次に登場するのが「コードネーム”P18”」として開発されている新型ハイパーカーですが、これはP1の派生ではなく、まったくあたらしい車体構造にパワートレーンを持つクルマだといい、リカルド社の設計による新型V8ツインターボ、そしてF1 から派生したテクノロジーを採用した新しいハイブリッドシステムによってシステム合計出力は1200馬力にも達するという話も。

限定台数は399台、価格は4億円近くになるというウワサもありますが、実際の名称についても明確ではなく、しかし「F1」「P1」のあとに続くハイパーカーとして「1」が車名に盛り込まれるものと見られており、実際にマクラーレンは「1」をイメージさせる（発表会の）招待状を見込み客に送っているほか、H1やU1など、「1」を含む商標をいくつか出願していて、そのため「1」が車名の一部に用いられるのは間違いないのかもしれませんね。

マクラーレンが「F1とP1」について語る動画はこちら

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参照：McLaren Automotive（Youtube）