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フェラーリがIBMと(HPに続き)大型パートナシップ契約を締結。「ファンづくりのための新しい手法を構築」するとされ、ボクらにもメリットがありそうだ

フェラーリがIBMと(HPに続き)大型パートナシップ契約を締結。「ファンづくりのための新しい手法を構築」するとされ、ボクらにもメリットがありそうだ

| フェラーリはテック業界からCEOを迎えた後、他の自動車メーカーに先駆け「デジタル」方面の強化を図る |

今後フェラーリは大きく「ファンとの関わり方」が変わってくるのかも

さて、スクーデリア・フェラーリがIBMとの大型パートナシップを発表。

これはHP(ヒューレット・パッカード)に続く米企業とのタイアップとなり、フェラーリが「アメリカを重視する」という姿勢のひとつのあらわれなのかもしれません。

なお、このパートナーシップは2025年1月1日に発効するとされ、契約年数は「複数年」とのこと。

スクーデリア・フェラーリHPは、2025年1月1日から発効するIBMとの複数年契約を発表できることを嬉しく思います。IBMは、テクノロジーとコンサルティングの分野で世界的なリーダーであり、このパートナーシップは、挑戦、革新、卓越性、高性能の追求に共感する二つの企業が結びつくことを意味します。スクーデリア・フェラーリHPのフォーミュラ1での豊富な経験と、IBMの最先端技術を組み合わせ、このパートナーシップの目的は、レーストラック内外でのファン体験とファンエンゲージメントに関連するデジタル変革を再定義することです。

フェラーリがHP(ヒューレット・パッカード)と大型契約を締結。これによりチーム名が「スクーデリア・フェラーリHP」へと変更されマシンに「ブルー」が登場
フェラーリがHP(ヒューレット・パッカード)と大型契約を締結。これによりチーム名が「スクーデリア・フェラーリHP」へと変更されマシンに「ブルー」が登場

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フェラーリはファンエンゲージメントの向上を目指す

なお、今回の提携にて重要なのは「ファンエンゲージメントの向上」ということで、テック分野を強化することでデジタル分野におおけるエンターテイメント性を高めようと考えているのかもしれません(フェラーリは以前からファンづくりに注力しており、ファンを非常に大切にする)。

実際にフェラーリは「ファンがレースの最前線に直結できるようにする」とも述べているので、今回の提携は資金やチーム運営といった側面に加え、ぼくらにも直接のメリットがもたらされることとなりそうですね。

加えて「インタラクティブなコンテンツのための高度なプラットフォーム作成」「デジタルアクセスの次のステップを進める」「若いオーディエンスとの新たな方法でのエンゲージメントを探る」「持続可能で包括的なデジタル未来を実現する」とも述べており、なんらかの新しい動きが見られることは間違いないものと思われます。

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「IBMとのパートナーシップを発表できることを誇りに思います。IBMは、世界で最も権威のあるテクノロジーおよびコンサルティングの専門家であり、両社は卓越性を追求し、常にそれぞれの活動範囲で限界を押し広げようとする姿勢を共にしています。さらに、技術とスキルを組み合わせ、最高の品質と最先端の技術を追求しています。フェラーリと同様、IBMは才能ある人材を求めてチームを成長させており、若い世代に非常に人気のある今のフォーミュラ1の時代に、モータースポーツファンや私たちの忠実なファンに新たな次元をもたらす理想的なパートナーです。IBMとの協力により、スクーデリア・フェラーリHPのファンに前例のない体験を提供し、スクーデリア・フェラーリの扉を外の世界に開くとともに、両ブランドに価値を生み出すための多くの施策を共に進めていきます。」

フェラーリ チーフ・レーシング・レヴニュー・オフィサー ロレンツォ・ジョルジェッティ

フォーミュラ1では、トラック上でもトラック外でも、数秒が勝敗を分けます。スクーデリア・フェラーリHPが豊富なデータから世界クラスのインサイトを迅速に提供できる能力は、テクノロジーの恩恵によってのみ実現します。情熱的なファンベース、歴史的な存在感、そして最新のデータ分析技術を結びつけることで、スクーデリア・フェラーリHPは、世界規模でのエンゲージメントを拡大し、デジタル運営の現代化とスケールアップを同時に進めることができる立場にあります。

IBM シニア・バイス・プレジデント マーケティングおよびコミュニケーション部門 上級副社長 ジョナサン・アダシェク

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参照:Ferrari

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