「5大奇妙な運命を辿った車」が動画で公開。
おなじみ納屋で発見されたもの、何らかの事情でオーナーの元を転々としたものなどがありますが、まだまだ表に出てこない、「どこかに眠っている車」はいっぱいあるのでしょうね。
まずは1969ダッジ・チャージャー・デイトナ。
これは比較的最近発見されたものですが、二番目のオーナーがそのまま放置していたもの。
完全オリジナルのコンディションにて発見され、約1000万円ほどで売却されています(レストアが完了している個体であれば2300万円ほどが相場)。
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次は1929年型パッカード。
ウォール街のブローカーが新車で購入しずっと乗っていましたが、彼の死後身内は誰もこの車に乗らず、ずっと放っておいたもの。
クラシックカー・コレクターが2013年この車を発見し、家族を説得して譲り受けたそうですが、彼はレストアせずにこれを保管している、とのこと(いかに劣化していてもオリジナルのほうが高値がつく場合があるらしい)。
1959年型オースティン・セヴン。
これは2011年に車サイトの編集者が発見し、購入したもの。
こちらはきれいにレストアされているようですね。
1953年型シボレー・コルベット。
1954年に海軍出身の男性が最初のオーナーだそうですが、5年乗った後に彼は「40年間このコルベットを保管する」ことに決め、密室を作ってコルベットを閉じ込めた、とのこと。
しかし彼は1969年に亡くなったために計画は達成できず、その後このコルベットは幾つかのオーナーの元を転々とし、「世界で最も古い、レストアされていないコルベット」として有名に。
2014年に競売にかけられた、とのこと。
1971年型フェラーリ365GTB/4デイトナ。
これはトロントの地下駐車場で発見されたものでカナダのビジネスマンがこれを購入。
彼はこれを気に入り欧州をこの車で旅したり、豪華客船クイーン・エリザベスⅡにデイトナを積んで旅行したりして56000キロを走ったそうですが、なぜかその後地下駐車場にこれを保管し、カバーをかけて二度と乗ることはなかったそうです。
彼に一体どういった心境の変化が起きたのか気になりますが、2014年にオークションにかけられ、9000万円ほどで落札されています。