| フェラーリのマニュアル・トランスミッションは今や希少 |
マニュアル・トランスミッションを持つフェラーリ360スパイダーが邦貨換算1500万円にて販売中。
日本だと360スパイダーは1000万円~1300万円程度(調べてみて高いのにびっくりした)ですが、やはりMTの相場はセミオートマチックの「F1」にくらべてちょっと高いようです。
フェラーリは随分前にMTの製造をやめてしまい、ランボルギーニもアヴェンタドール、ウラカン世代からMTを廃止。
ポルシェも911世代では「GT3」系のMTを廃止するなど(991.2で復活)、世の中は「脱MT」。
これにはデュアルクラッチの性能や信頼性が著しく向上したこと、車のパフォーマンスそのものが非常に高くなり「マニュアル・トランスミッションでは操作が追いつかないこと」が原因として挙げられます。
フェラーリ360スパイダーについては2000年発表、価格は1780万円からとなっていますが、17年経っても中心価格帯1200万円程度で中古相場が推移しているのは驚きとしかいいようがありません。
同様に2004年発表のランボルギーニ・ガヤルドも登場時は1700万円程度の新車価格でしたが、2004年モデルでも1000万円程度の価格をキープしており、やはりスーパーカーは一定のところからは「下がらない」ようですね。
加えて、MTは圧倒的少数派で、しかも新車購入時はMTのほうが100万円程度安価なはずですが、中古市場になると逆に「希少」というだけで相場が逆転するのも面白いですね(加えてオープンモデルになるとさらに相場が高くなる)。
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VIA:CARSCOOPS