| ランボルギーニは相変わらず「攻撃の手を緩めない」 |
新CEOは自身のやり方でモデル展開をリブートする?
さて、ランボルギーニ・ウラカンに「2つのバリエーション」が登場することがステファン・ヴィンケルマンCEOへのインタビューから明らかになっていますが、そのひとつは「ステラート」で間違いなさそう。
こちらはすでにプロトタイプが目撃されており、かつてコンセプトカーとして発表されたとおり、ウラカンの車高を上げ、スキッドプレートなどオフローダー風の架装を施したモデルだと言われています。
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そしてもう一台についてですが、先般ランボルギーニが「ステラート」に続き「テクニカ」なる商標を出願したことから「ウラカン・テクニカ」という名称が与えられるんじゃないかと見られていて、しかし今回「ウラカンJVストラダーレ」を名乗るという説があらたに登場。
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ウラカンJVストラダーレは「ウラカンSTO」のマイルド版?
そしてここ数日、ウラカンJVストラダーレと見られるプロトタイプが目撃されており、画像を見ると「ウラカンSTOの控えめなモデル」。
フロントバンパーはウラカン・ペルフォルマンテのものに近く、フロントフェンダーやフロントフードは(STOではない)通常のウラカンと同じに見え、リアフェンダーやエンジンフードも通常版ウラカンと同様。
ただしリアにはウラカンSTOっぽいリアウイングが装着され、リアディフューザーはウラカンSTOっぽく見えるので、要は「ウラカンSTOとウラカン・ペルフォルマンテの中間」といった感じです。
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これはポルシェで言う「911GT3ツーリング」のようなポジションだと思われ、ウラカンSTOのパフォーマンスは魅力的だが、アグレッシブすぎるルックスには尻込みしちゃうな・・・という人に向けたものかもしれません。
加えて、ウラカンSTOは「コファンゴ」と呼ばれるフェンダー一体型のカウルを備えていたり、リアフードも開閉式ではなく「取り外し式」であったりという「市販車よりもレーシングカー」的な一面を持っていて、ウラカンJVストラダーレでは、これをもうちょっとフレンドリーにしたということなのだと思われます。
ウラカンには「4WD版」「2WD版」それぞれに追加モデル
なお、ウラカンJVストラダーレのベースはウラカンの後輪駆動モデル、ウラカンEVO RWDだと思われ、価格的にもウラカンEVO RWD(2613万円)とウラカンSTO(4125万円)を埋めるものとして投入されるのかもしれず、そしてパフォーマンスもその中間あたりになるのかも。
ちなみにウラカンEVO RWDの出力は610馬力、ウラカンSTOは640馬力ですが、このウラカンJVストラダーレではどうなるのか不明です(間を取って630馬力なのか、640馬力なのか)。
いずれにせよ、4WD版のウラカン、2WDのウラカンにそれぞれニューモデルが登場することなり、これはステファン・ヴィンケルマンCEOがランボルギーニに復帰した際の「挨拶代わり」のようなものかもしれませんね(ここ最近でランボルギーニのCEOは2名の間で交代しているが、それぞれ方針や命名法則が大きく異なり、それぞれの存在感を示すために様々な手法が用いられている)。
そして現ステファン・ヴィンケルマンCEOは「ニュルブルクリンクにて市販車最速記録」挑戦に積極的だったので、もしかするとウラカンJVストラダーレにてその記録に挑戦するのかもしれません。
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