| 自宅の装飾用として「名機」と呼ばれるエンジンを飾りたいとは考えているが |
さすがに名車に積まれるエンジンは高すぎて手が出ない
さて、時々オークションに出てくる「スーパーカーのエンジン単体」。
これまでにもフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニなどのエンジンが競売にかけられていますが、今回は比較的新しいランボルギーニ・アヴェンタドールSの6.5リッターV12エンジンがオーストラリアのebayにて出品されており、希望落札価格は99,999オーストアリアドルに設定されています(日本円で約930万円)。
スワップ用としてはちょっと高すぎ?
見ての通りこのアヴェンタドールSのエンジンはかなりきれいで、実際に走ったのは10,324キロのみだとされており、インテークマニホールド、スロットルボディ、ワイヤーハーネス、ヒューズボックス、パワステポンプ、エキゾーストマニホールド、コイル等が付属している、とのこと。
どういった理由でエンジンが取り外されたのか、そしてエンジンの動作状況については不明ではありますが、これまでの例から見てもこのエンジンの価格はちょっと「高め」かもしれません(フェラーリやマクラーレンのV8エンジンだと500〜600万円で購入できる)。
ちなみにフェラーリのエンジンをスワップする例はけっこう多いものの、ランボルギーニのエンジンを別のクルマに載せ替える例はあまり聞いたことがなく、よってその需要はあまりないのかも。
ただ、スーパーカーショップやスーパーカーコレクターが「スーパーカーのエンジンをコーヒーテーブルに」転用したりする例はけっこう多く、もしかするとスワップ需要よりも「展示用」としての要望が多いのかもしれません(ヘッドカバーをゴールドにペイントすると格好良さそうだ)。
今後V12エンジンを搭載したクルマもどんどん減ることになり、V12エンジンそのものが希少になるものと考えられ、そうなるとこういった「エンジン単体」の価値が向上する可能性もありそうですね。
参考までに、こちらはスーパーカーコレクターのガレージに置かれる、本物のフェラーリのV8エンジンを加工したコーヒーテーブル。
透明の天板を加工し、天板上部からエアクリーナーボックスが突出するという構造を持っています。
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参照:eBay