【動画】ランボルギーニ・ウラカン・ステラートのプリプロダクションモデルらしき車両がはじめて路上へ！発表が楽しみだ

｜ まだまだランボルギーニ・ウラカン・ステラートには謎が多い ｜

一応ウラカン・ステラートは「ウラカンの最後のバリエーション」とは言われるが、最終限定モデルのウワサもいぜん絶えない

さて、イタリアよりフェラーリやランボルギーニのスパイビデオを届けてくれるユーチューバー、Varryx氏。

今回はウラカン・ステラートと思われるプロトタイプがランボルギーニ本社から出てくる様子をYoutube上へと公開しています。

これまでウラカン・ステラートは北極圏でのテスト風景が捉えられていたものの、オンロードを走行するのはおそらく初めてであり、そしてここまで厚い偽装が施されているのも今までにはなく、つまりこの偽装の下にはテスト用の暫定ボディではなく、市販モデルと同じボディが隠されていると考えていいのかもしれません。

ランボルギーニはステラートに対して用心深かった

そして今回、ランボルギーニがウラカン・ステラートのテストを行うにあたり、まず警備員が出てきて「スパイカメラマンはいないだろうな・・・」という感じで周囲を見渡しチェック。

そして登場するのがウラカン・ステラートと思われる車両。

この車両をウラカン・ステラートだと100％断じることはできませんが、モロモロの要素からウラカン・ステラートだと考えて良さそう。

まずはフロントフェンダーのライン、サイドウインドウ、ドアミラー等から判断してウラカンのなんらかのバリエーションであることは疑いの余地がないと思います。

そしてフロントバンパー下部、タイヤとホイールアーチとのクリアランス、偽装の布越しにわかるフェンダー上のクラッディング（前後共にうっすらと形状がわかる）、そしてルーフ上のカバーなど（ルーフにはエアスクープが隠されているものと思われる）がウラカン・ステラート（コンセプト）を連想させます。

リアを見るとウラカンEVO系に近いリアエンド、そしてテールパイプ位置も確認可能。

なお、ちょっと気になるのはフロントフードやリアサイドウインドウ、リアフェンダーなどがウラカン・テクニカと同様の形状へと変更されるのかどうか。

これについては「ありうる」とも考えていて、というのもウラカン・テクニカではそれら（フロントフードやリアサイドウインドウ、リアフェンダー等）につき専用のデザインとパーツを持っているのですが、ウラカン・テクニカのみでは設計・製造コストをカバーすることが難しいため。

よってウラカン・ステラートでも可能な限り同じパーツを使用し、コストを平準化するんじゃないかとも考えています。

そして現在ランボルギーニはウラカンEVO系の受注をほぼ停止していて、つまりウラカンEVO系は生産が今後行われないということになり、であればウラカン・ステラートについてもウラカンEVO系と共通のパーツを使用すると様々な面で「非効率」でもあると考えてよく、この観点からもウラカン・ステラートとウラカン・テクニカとは高い共通性を持つんじゃないかと推測しているわけですね。

そして現ランボルギーニCEO、ステファン・ヴィンケルマン氏は前CEOが企画したウラカンEVO系を終了させ、その代わりのモデルを投入することで自身のカラーを強めたいと考えている可能性も高く、やはりウラカン・ステラートはウラカン・テクニカとの共通性が高められるのかもしれません（ただしそうなると、コンセプト段階のウラカン・ステラートとは異なる部分も出てくるが）。

ウラカン・ステラートと思われるプロトタイプが走行する様子を収めた動画はこちら

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参照：Varryx