| ただでさえ希少、そこへ来てこのレアカラーであれば高値にならないわけがない |
ランボルギーニ・アヴェンタドールはここ最近、驚くほど価格を上げている
さて、8月18日から開催されるメカム・オークションにて非常に珍しい色合いを持つランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ63ロードスターが登場するとして話題に。
そもそもアヴェンタドールSVJ63ロードスター自体が「(ランボルギーニの創業年にちなんで)63台しか生産されない特別なモデルですが、この個体はこれまでに売りに出されたどの個体とも異なる色合いを持っており、そのエキゾチックさから「想像を絶するレベル」で落札されるんじゃないかと見られているようですね。
なお、アヴェンタドールは「最後のV12ガソリンエンジンオンリー車」となることが明らかになったため、シリーズ全般的に価格が上昇していますが、中でもこのSVJそして「63」「ロードスター」は極端な値上がりを見せています。
このアヴェンタドールSVJ63ロードスターはこんな仕様を持っている
まず、このアヴェンタドールSVJ63ロードスターのボディカラーは「ブルーエメラ(マット)」。
ネイビーにグリーンを混ぜたような美しい色合いを持っており、そこにゴールドのアクセントが使用されることでエレガントさを強調しています。
オプションとしてはカーボンファイバー製のエクステリアトリム、フルペイントプロテクションフィルム、鍛造センターロックホイール、ブラックペイントのブレーキキャリパー等が挙げられていますが、ブレーキキャリパーをブラックに、しかしセンターロックナットをゴールドとしたあたりは非常にオシャレ。
フロント、サイド、リアのエアロパーツのエッジはゴールドにてハイライトされており、「63」文字もゴールド。
このリアウイングのセンターピラーの「ゴールド」はなかなかに秀逸で、これのあるなしでは結構雰囲気が変わりそう。
こうやって見ると、アクセントのゴールドはランボルギーニエンブレムのゴールドよりはやや暗く、それがまたこのボディカラーにマッチしているようですね。
エクステリアに使用されるカーボンファイバーもマット仕上げです。
「ALA」とはAerodinamica Lamborghini Attivaの略でアクティブエアロを指し、これによってアヴェンタドールSVに比較しダウンフォースが40%増加、しかしドラッグを1%低減することに成功しています。
リアフードやカーボン製パーツにもゴールドのアクセント。
「SVJ」とはスーパヴェローチェ・イオタ(Super Veloce Jota)の略となります。
リアフードはクイックリリースによる「着脱式」で、搭載されるエンジンは6.5リッターV12(770馬力)。
これによって0−100キロ加速2.9秒、最高速350km/h以上という比類なき性能を発揮しますが、クーペ版のアヴェンタドールSVJはオプションのピレリP-ZeroトロフェオRタイヤを装着してニュルブルクリンクを6分44秒97で走り、当時の「市販車最速」を記録したことも。
この「63」レターもオプションだそうですが、アヴェンタドールSVJ63の多くにはこの文字が入っているようですね。
このランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのインテリアもまたエクステリアに劣らずシックだった
そしてこのランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのインテリアカラーは「グリジオ・オクタンス」。
ただしアクセントとしてボディカラーに近いネイビー、そしてゴールドが使用されており、外装に負けずエキゾチックな仕上がりとなっています。
ダッシュボード(ダークグレー)、そしてネイビーにシートのライトグレー、さらにゴールドを含めると4色が使用されているものの、破綻なくまとまっているようですね。
リアバルクヘッドにも「63」そしてYの文字。
カーボンファイバー製スポーツバケットシート(オプション)にはゴールドのパイピングとクロスステッチ、そしてヘッドレストにはランボルギーニのエンブレム刺繍(これもオプション)。
その他のオプションとしてはトラベルパッケージ、トラベルパッケージ、「AVENTADOR」ロゴ入りカーボンファイバー製イルミネーションドアシル、カーボンファイバー製フットプレート等が装着されているとのこと。
ダッシュボードはネイビー、Lamborghini文字はブラック、そしてパイピングはシート同様にゴールドです。
このアヴェンタドールSVJ63ロードスターの走行距離はわずか559マイル、そしてランボルギーニのカーカバー、新車販売時のウィンドウステッカー、バッテリーテンダー、キー2本、バレットキーが付属しおり、予想落札価格は145万ドル(約1億9400万円)というエスティメートが出ていますが、おそらくはそれよりも「上」で落札されるだろうと推測しています。
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