ランボルギーニ・ウラカン・ステラートが続々本社工場から登場！いずれもマットカラー、ただし追加ランプは「有無」があるようだ【動画】

｜　この姿を見て「メーカー純正」と思う人は少ないだろう　｜

あまりのレアさに実車を目にする機会はあまりないかもしれない

さて、ランボルギーニは先月ウラカンのハイライダー、「ステラート」を発表したところですが、今回はランボルギーニ工場から出てくる複数のウラカン・ステラートが目撃され、スーパーカー系ユーチューバー、Varryx氏のYoutubeチャンネルへとアップされています。

このたび工場付近にて目撃されたのはシルバー、メタリックグレー、そしてダークグリーン（ヴェルデ・ギア？）の個体ですが、いずれもマット仕上げを持つようです。

ランボルギーニ・ウラカン・ステラートはすでに完売済み

ランボルギーニ・ウラカン・ステラートは「アスファルトから離れ、悪路やダートでも最高のドライビングプレジャーが得られるよう設計された初のスーパースポーツであり、スポーティさという概念を再解釈し、勇敢（brave）、本物（authentic）、意外性（unexpected）というランボルギーニの原則を強調したクルマ」で、1,499台のみの限定生産。

ウラカン・ステラートのエクステリアは「冒険心」を表現しており、最低地上高はウラカンEVO比で44mm増加し、サスペンショントラベルを確保するとともに、フロントでは+30mm、リアだと+34mmぶんのトラック（トレッド）を拡大。

装着されるのはブリヂストン製AT002オールテレイン・ランフラット・タイヤで、悪路走行に対応するトレッドパターンを持つこともトピックですが、なんといっても「ランフラット」ということろがウラカン・ステラートの特性をよくあらわしていると思います（ランボルギーニはこれまでピレリ一筋だったが、ウラカンSTO以後、ブリジストン製タイヤも使用するようになった）。

さらにはアルミニウム製のフロントアンダーボディプロテクション、強化されたサイドシル、リアディフューザー、リベット留めオーバーフェンダースタイルのホイールアーチなどが筋肉質なボディを際立たせ、リアフードに設けられたエアインテーク（シュノーケル）はオフロード走行時において、エンジンへとクリーンなエアを供給するのに役立ちます。  

なお、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は260km/hという公称値が公表されており、これはウラカンシリーズの中ではもっとも控えめな部類ですが、これはタイヤのグリップに起因するところが大きいのかもしれません（ウラカン・ステラートは加速や最高速を競うクルマではない）。

ランボルギーニ・ウラカン・ステラートは「ラリーカーのような運転特性」を実現

そしてランボルギーニはウラカン・ステラートについて「ラリーカーを操るような楽しさ」を実現しているといい、実際にドライブモードに「ラリー（RALLY）」を追加。

これについて今のところ詳細の紹介はないものの、ポルシェが911ダカールにて採用した「ラリー」「オフロード」に近いものだと思われ、トルクが後輪寄りに振り分けられ、ドリフト許容の設定へと変化するのだと思われます（ポルシェ911ダカールの場合はモードに合わせて車高も変化するが、ウラカン・ステラートではそれに関する言及はないようだ）。

なお、今回目撃された個体は（艤装がないところを見ると）いずれもテスト用ではなく各地での展示用、もしくは顧客へ納車する個体なのかも。

ちなみにですが、フロントバンパーの上のアディショナルランプについては「あり」「なし」の個体があり、しかしこれはカーコンフィグレーター上では有無の選択ができないので、仕様地によって有無が変わるのかもしれません

日本の場合はフロントライトについて「4個以上の点灯」ができないので、このランプが装着されない可能性がありそうですね（ミニのオプションにはフォグランクが用意されているが、これは点灯できないようになっている）。

ウラカン・ステラートが工場を出入りする動画はこちら

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参照：Varryx