| そしてどうやってホイール切断後にセンターロックを外したのかもちょっと謎 |
見ようによっては工具に問題があるようにも
さて、詳細は不明ながらも、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのホイールが外れなくなり、ホイールを切断せざるを得なくなったという動画が公開され、ちょっとした話題に。
動画はおそらく中国(台湾?)にて、そして正規ディーラーではなくショップのファクトリー内にて作業が行われているように見えますが、まずはこんな感じでアヴェンタドールSVJの右リアホイールのロックナットを外そうと数名がレバーにて力をかけています(センターロックホイールのナットは非常に強いトルクで締め付けられており、着脱にはこういった長いレバーを使用し、テコの原理を利用する)。
ただしそれでもアヴェンタドールSVJのロックナットは外れず
しかしながらこの努力にもかかわらずロックナットが一切緩む気配はなく、なんとか頑張るものの・・・。
いっこうにホイールは外れず、スタッフはやむなくグラインダーでホイールをカットします。
スポークをカットしてなんとかタイヤとホイールを取り外し・・・。
その後にセンター部を取り外し。
なぜそこまでして「今」ホイールを外す必要があったのか
なお、この動画には謎が多く、なぜそこまでして急いでホイールを外す必要があったのか(たしかにタイヤはすり減っている)、なぜスポークをカットした後にセンターロックナットが外れたのか(スポークを切ってもそこは緩まない)、これはランボルギーニの公式な判断に基づいて行っているのか、そのコストは誰が負担するのかなど多くの疑問が残ります。
ちなみにこのセンターロックホイールについて、もともとモータースポーツ由来の技術であり、ハブの構造が軽量で済む、ホイールのセンターを出しやすい、そして何より着脱をスピーディに行えるといったメリットも。
一方、市販車にこれを採用する場合、専用の工具と知識がないと着脱ができないといった課題も残り、ちょっとこれを積極的に採用するのはポルシェとランボルギーニ、逆にフェラーリとマクラーレンは限られたモデルにしか用いいないといった具合に”メーカーによって”判断が分かれます。
これの採用によるトラブル自体はあまり聞いたことはありませんが、ランボルギーニだと2018年にアヴェンタドールのセンターロック機構に問題があるとして8台をリコールしたことがありますね(販売台数に比較するとかなり少ないと思う)。
上述の通り、今回の「ホイール切断」については事情がわからないものの、工具に問題があったようにも見受けられます。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJのホイールを切断する動画はこちら
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参照:JBI(Facebook)