| ランボルギーニはできる限り早くレヴエルトの生産を開始し納車したいと考えているはずではあるが |
「電動化」は様々な方面において自動車メーカーに負担を強いている
さて、ランボルギーニが発表したばかりの新型V12フラッグシップスーパーカー、「レヴエルト」。
すでに2年以上の受注が集まっており、さらに増えそうだというコメントが出されていますが、今回なんとランボルギーニの工場から出てくるレヴエルトが2台撮影されています。
これらについては開発テスト用の車両なのか顧客向けとして納車する車両なのか判断ができず、しかしこちらのグリーン(ヴェルデ・スキャンダル?)のレヴエルトについてはフロントフードに高電圧ステッカーが貼られているところを見るに「テスト車両」なのかもしれません。
これらの撮影に成功したのはおなじみスーパーカーストーカーだと自ら名乗るVarryx氏ですが、撮影に際してはこういった装備にてランボルギーニ工場前に陣取っているようですね(ユーチューバーも楽ではない)。
これからレヴエルトが世界各地に配備されることになると思われるが
レヴエルトは現在発表されたばかりであり、おそらく顧客向けの生産は今年後半から開始されるものと思われ、しかしランボルギーニは2022年にアヴェンタドールシリーズの生産を終了しているので、そこから発生するV12モデルの生産が「できない」期間をなるべく短くしたいと考えているのは間違いないものと思われます。
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よってランボルギーニはすぐにでもレヴエルトの本格生産を開始して納車を始めたいところだと思われますが、どうしても欠格期間が生じるのは間違いなく、2023年の納車台数はもしかすると2022年に比較して若干下がってしまうのかも。
ただし欧州の企業にとって「いかなる事情があっても業績が前年比で下がる」ことは許されず、よってランボルギーニはウルスの増産にてV12モデルの欠格分を補うのだと思われますが、それができたとしても来年は「ウラカン」で同じことが起こりそう(ウラカンの生産終了、そして次期モデル生産までの”空白”が生じる)。
これまでだと「フルモデルチェンジ版へのシームレスな意向」ができていたものの、今回の「ハイブリッドモデルへの移行」だと準備が整わないまま(環境変化によって強制的に)行われることになり、よってこういった特殊なケースに至ったのかもしれません。
こちらのレヴエルトは「ホワイト」で、プロトタイプのようなカモフラージュ用のシートに加え・・・。
デリバリー時に被せられるような「白装束」が取り付けられていますね。
そのほか、ランボルギーニの工場からはこんなクルマも出入りしている
そしてVarryx氏は様々な車両を動画に収めており、こちらはウルス(おそらくはペルフォルマンテ)。
ホワイトのボディにブラックホイール+オレンジライン、キャリパーもオレンジという仕様。
ホイールに選択肢が増えたことでこういったカスタムが増えてきたように思います。
最近ちょっと増えてきたミリタリー調カラー。
塗装面積を拡大したウルス。
とにかく近年のランボルギーニは様々なカスタムが可能となっていて、「二台として同じ仕様がない」もよう。
もはや「定番」、ブラックのウルス。
こちらもミリタリーっぽいカラーのウルス。
ブレーキキャリパーにはイエローが選択されています。
パープルのボディにブラックのホイールやブレーキキャリパー、そして各部ブラックアクセント。
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ウラカンEVOスパイダー。
「テクニカ」にはスパイダーが設定されていないので貴重なオープンモデルということになりますが(ウラカンのオープンモデルは生産期間が短く、おそらく今後価値が出る)、パープルのボディにグリーンのブレーキキャリパーという比較的にぎやかなカラーリングです。
こちらはレッドのウラカン・テクニカ。
全身ダークな色調のウラカンSTO。
グリーンのボディにブラックホイール+レッドのセンターロックナット、グリーンのブレーキキャリパー。
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さらには意外なクルマも出入り中
ちょっとおもしろいのがメルセデス・ベンツ「EQ」。
なぜここにメルセデス・ベンツの電気自動車が登場するのかはわかりませんが、ランボルギーニは2027−2028年あたりに「ピュアエレクトリックGT」を発売すると言われるので、その調査のために導入しているのかもしれません。
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このBMW 7シリーズもやはりテスト用なのかも(もしランボルギーニの取引先や顧客であれば、この工場用の出入り口は利用しないものと思われる)。
こちらはなぜかフロントフードの開いたウラカンLP610-4(ウラカンの初期モデル)。
テールパイプ位置がウラカンSTOやEVO、テクニカ同様の位置に無理やり移されており、その意図は不明です。
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ランボルギーニ工場から出入りするレヴエルト、ウラカン、ウルスなどを捉えた動画はこちら
参照:Varryx