>ランボルギーニ

ランボルギーニ「レヴエルトSV」のさらなるハードコアモデル、「SVJ」がスタンバイ?幹部が明かした次世代最速モデルとは

ランボルギーニ レヴエルトSVJ(リアサイド、屋外展示)

Image:Lamborghini

| レヴエルト「SV」の出力向上が控えめであったことを考慮するに、「SVJ」の可能性は十二分にあるだろう |

近年、限定ハイパーカーは「種類」が増えすぎており、コレクターも「的を絞る」必要がありそうだ

ランボルギーニの新たなV12プラグインハイブリッド(PHEV)フラッグシップ「レヴエルト」。

モントレー・カー・ウィークにて、最高出力1,065馬力を誇るハイパフォーマンスモデル「レヴエルトSV(Super Veloce)」が初公開され、世界中のハイパーカーファンを歓喜させたばかりではありますが、アヴェンタドールに設定された「SVJ(Super Veloce Jota)」がこの先に控えているのではというニュース。

ランボルギーニの幹部が語った思わせぶりな発言からレヴエルトSVJが実現する可能性、そしてその登場時期について考えてみましょう。

この記事の要約

  • レヴエルトSVが正式発表: モントレー・カー・ウィークにて、標準モデルから50馬力向上した1,065馬力の「レヴエルトSV(スーパーヴェローチェ)」が世界初公開。
  • さらなる極限モデル「SVJ」の影: ランボルギーニ営業・マーケティング部門責任者のフェデリコ・フォスキーニ氏が「レヴエルトSVJ」の存在について完全否定を避け、将来的な投入を示唆。
  • 登場はモデルライフ後半か: アヴェンタドールの歴史(前半にSV、後半にSVJを投入)を踏襲し、レヴエルトの第2世代(マイナーチェンジ以降のライフサイクル後半)での登場が濃厚。
  • 1,065馬力を超えるスペック予測: 現行SVの0-100km/h加速2.4秒、最高速344km/hを上回る、ブランド史上最強のハイブリッドV12ハイパーカーへ。
ランボルギーニ レヴエルトSVJ(フロント、屋外展示)

Image:Lamborghini

幹部フェデリコ・フォスシーニ氏が遺した意味深な言葉

オーストラリアの自動車メディア「Car Expert」の取材に対し、ランボルギーニの営業・マーケティング部門最高責任者であるフェデリコ・フォスキーニ氏は、レヴエルトSVJの計画について直接的な明言こそ避けたものの、将来の可能性にしっかりと含みを持たせています。

「SVJに関して言えば……アヴェンタドールSVJは、アヴェンタドールのモデルライフサイクルの後半に登場しました。私たちは現在、レヴエルトの最初のライフサイクルにいます。アヴェンタドールの時も、第1世代(前期型)のライフサイクル前半でスポーツ派生モデルとして『SV』を出し、その後のライフサイクル後半で『SVJ』を投入しました」

さらに、フォスキーニ氏はこう付け加えていて・・・。

「同じような歴史を辿るかどうか、見守ろうではありませんか。しかし確かなのは、現在のライフサイクル前半において、このSVの上にさらにSVJを重ねることはないということです。したがって、現時点のライフサイクルにおいては、このSVがレヴエルトの最もスポーティな派生モデルとなります」

この発言は、「今すぐ(ライフサイクル前半)にはSVJは出ないが、将来的なフェイスリフトやモデル後半のタイミングでSVJを投入するロードマップが存在する」ことを強く示唆しています。

ランボルギーニ レヴエルトSVJ(フロント、屋外展示)

Image:Lamborghini

「レヴエルトSV」の主要スペック(判明しているベース性能)

レヴエルトSVJのスペックを予測する上で、まずは今回登場した「レヴエルトSV」の圧倒的なパフォーマンスを確認しておくと・・・。

項目レヴエルト(標準モデル)レヴエルト SV(Super Veloce)
パワートレイン6.5L V12 NA + 電気モーター×36.5L V12 NA + 電気モーター×3
最高出力1,015 PS (1,001 hp)1,065 PS (1,050 hp) [+50馬力]
0-100 km/h 加速2.5 秒2.4 秒
最高速度350 km/h 以上344 km/h (214 mph) ※エアロ重視設定
駆動方式4WD (e-4WD)4WD (e-4WD)

レヴエルトSVは、標準モデルから50馬力の出力向上を果たし、0-100km/h加速はわずか2.4秒に到達。

空力性能とサーキット走行性能を大幅に高めたエアロダイナミクスパッケージが与えられています。

ランボルギーニ レヴエルトSVのエクステリア(レッド、リア)

Image:Lamborghini

「SVJ」が誕生した場合の予想スペックと進化点

もし将来的に「レヴエルトSVJ」がラインナップされるとすれば、SVをさらに凌駕する極限のテクノロジーが投入されることは確実です。

  • 1,100馬力オーバーのパワーユニット: V12エンジン本体のさらなる高回転化や、ハイブリッドシステムの制御最適化により、最高出力は1,100馬力前後に達する可能性がある
  • アクティブ・エアロダイナミクス「ALA」の進化: アヴェンタドールSVJで脚光を浴びた可変空力システム「ALA(アエロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ)」の最新世代が搭載され、ダウンフォースとコーナーリングスピードを劇的に高めると予想される
  • 更なる軽量化: カーボンファイバーの採用箇所をさらに増やし、エキゾーストシステム等の見直しによって数拾キロ単位の軽量化が図られる可能性

結論

ランボルギーニのフラッグシップモデルにおいて、「SV」そして「SVJ」は単なる上位グレードではなく、ブランドの情熱と技術の到達点を示す象徴ともいうべき存在です。

フォスキーニ氏の発言から、現在発表された1,065馬力の「レヴエルトSV」が第1世代の頂点であり、数年後のモデルライフ後半には伝説の「SVJ」がさらに圧倒的なスペックを引っ提げて登場するストーリーが描かれていることが浮き彫りとなったというのが現在の状況で、まずは登場したばかりのレヴエルトSVの走りに注目しつつ、将来訪れるであろう「レヴエルトSVJ」の解禁を楽しみに待ちたいところでもありますね。

【記事の理解を深める関連情報・補足】

  • イオタの血統:「SVJ」という称号の重み:ランボルギーニにおける「J」は、1970年にFIA(国際自動車連盟)の競技規定「競技規則J項」に焦点を当てて開発された伝説の実験車両「ミウラ イオタ(Jota)」に由来します。アヴェンタドールSVJではニュルブルクリンク北コースで当時の市販車最速ラップ(6分44秒97)を叩き出すなど、ランボルギーニにとって「SVJ」はサーキット最速を意味する聖域の称号です(その前のアヴェンタドールSVもまた、ニュル最速王者であった)。
  • PHEV時代における「高性能化の方程式」の進化:自然吸気V12エンジンに3基のエレクトリックモーターを組み合わせたレヴエルトのパワートレインは、電動化によってレスポンスの遅れを皆無にし、低回転からの圧倒的なトルクを実現しています。SVJ化される際には、バッテリーの出力密度向上やモーター制御のブラッシュアップにより、ガソリンエンジンだけでは不可能な領域のトラクション制御が期待されています。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(ホワイト)のリアフェンダー、「SVJ」ロゴ
Life in the FAST LANE.

合わせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニ レヴエルトSVのエクステリア(レッド、リア)
ランボルギーニ新型「レヴエルト SV」正式発表。ホッケンハイム「市販車最速」記録を打ち立てた究極のV12ハイブリッド、「1,065馬力、1,963台限定」

Image:Lamborghini | ランボルギーニ「SV」モデルは代を追うごとに過激になってゆく | ランボルギーニの市販車史上「最強」「最速」 ランボルギーニのフラッグシップV12ハイブリッドス ...

続きを見る

新旧ランボルギーニV12フラッグシップはどれくらい加速が違うのか?アヴェンタドールSVJとテメラリオがドラッグレースにて速さを競う【動画】
新旧ランボルギーニV12フラッグシップはどれくらい加速が違うのか?アヴェンタドールSVJとレヴエルトがドラッグレースにて速さを競う【動画】

| やはり加速においてはハイブリッドパワーが圧倒的である | やはり気になるのはサーキットでのパフォーマンスである さて、ランボルギーニはテメラリオを発表し、ついにそのラインアップがすべて「PHEV」 ...

続きを見る

ランボルギーニによって製造された「イオタスペック」、ミウラSVRとはいったいどういったクルマなのか?どうやって改装され、どうやって日本にたどり着いたのか
ランボルギーニによって製造された「イオタスペック」、ミウラSVRとはいったいどういったクルマなのか?どうやって改装され、どうやって日本にたどり着いたのか

| 現在このランボルギーニ・ミウラ「SVR」は日本のオーナーによって保管されている | もともとはミウラSVとして誕生するも事故をきっかけに「SVR」へ さて、自動車愛好家が何十年にもわたって「最も美 ...

続きを見る

参照:CarExpert

->ランボルギーニ
-, , , ,