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ハードコア過ぎるディフェンダー「ダカール」が世界初公開。ダカールラリー覇者のDNAを継承した市販バージョン、リベット留めオーバーフェンダーにレーシングシート

ディフェンダー ダカールの市販モデル(予告画像)〜フロント

Image:Defender

| ジャンプ後に「軟着陸」するための”フライトモード”を装備 |

さらにオーバーフェンダーはリベット留め、見た目もエクストリームに

極限のモータースポーツとして世界中に知られる「ダカールラリー」。

その2026年大会において、デビュー戦にして圧倒的な耐久性と破竹のパフォーマンスで見事クラス優勝(1-2-4位フィニッシュ)を果たしたレーシングマシンが「ディフェンダー D7X-R」です。

そしてランドローバーは、カリフォルニア州で開催された「The Quail by The Peninsula(モントレー・カー・ウィーク)」にて、この王者マシンのロードゴーイング(公道仕様)モデルとなる「ディフェンダー ダカール(Defender Dakar)」のデザイン・プレビューモデルを世界初公開し、ダカールラリーの覇者が持つDNAをそのまま市販車へと移植することを示唆しています。

ここで、「過酷なレースで鍛え上げられた本物のオフロード性能を日常で味わう」という、究極の冒険を求めるドライバーに向けた超限定モデルの凄みと技術的ハイライトを見てみましょう。

ディフェンダー ダカールの市販モデル(予告画像)〜リア

Image:Defender

この記事の要約

  • ダカールラリー優勝車の公道モデルが誕生: 2026年ダカールラリーの「Stock(市販車)クラス」でデビュー初年度にして1位・2位・4位を独占した「D7X-R」のテクノロジーをそのまま移植した限定車
  • レース規制解除で635馬力を発揮: ベースとなる「ディフェンダー OCTA」譲りの4.4L V8ツインターボエンジンはレースの出力制限から解放され、最高出力635PS・最大トルク750Nmを解き放つ
  • ラリー専用技術「フライトモード」を市販車に初採用: 大ジャンプからの着地時の衝撃を最適制御する「フライトモード」や、Bilstein製モータースポーツダンパー、35インチの大径オールテレーンタイヤを装備
  • ラリー競技の空気感を纏う専用デザイン: ルーフマウントLEDライトポッド、カーボン製ボンネット&シュノーケル、露出リベット仕様のオーバーフェンダー、2+2のバケットシートを標準設定
  • 2027年初頭より予約開始: 米国「The Quail」にてデザイン・プレビューモデルとして公開。予約受付は2027年初頭、詳細スペックは2027年ダカールラリーで発表予定

レース規制から解放された635馬力V8ツインターボの猛威

「ディフェンダー ダカール」最大のハイライトは、競技車両「D7X-R」と強固なD7xアルミニウム・モノコック構造、トランスミッション、ドライブトレインを全面的に共有している点で、もともとのベースとなっているのはディフェンダー史上最強とされるパフォーマンスモデル「ディフェンダー OCTA」。

競技車ではラリーレギュレーションによる出力制限を受けていましたが、この公道仕様「ディフェンダー ダカール」ではその制限が撤廃されたことも大きなトピックです。

よって、冷却性能をさらに強化した4.4L V8ツインターボエンジンは最高出力635PS(467kW)、最大トルク750Nmをフルに発揮し、圧倒的なパワーで砂漠から舗装路まであらゆる路面をねじ伏せるというわけですね。

ジャンプ着地を制御する革新機能「フライトモード」と足回り

過酷な荒野をハイスピードで破綻なく駆け抜けるため、足回りにはモータースポーツで実証された最高峰のコンポーネントが惜しみなく投入されており・・・。

  • Bilstein(ビルシュタイン)製アドバンスドダンパー+コイルサスペンション: 劇的に高められた車高と広いトレッド幅に対応する専用ジオメトリ
  • 革新の「フライトモード(Flight Mode)」: 競技車両のために開発された制御ロジックを市販車に移植。車体が空中へジャンプしたことを検知し、着地時のサスペンション衰減力や制御を最適化することで極限状態でのスムーズかつ安全な着地を実現する
  • 専用ドライブモード: 従来の走行モードに加え、砂丘走行に最適化された「Dunes(デューンズ)」および砂利道用の「Gravel(グラベル)」モードを新設定
  • 35インチタイヤ&20インチ鍛造ホイール: 大径のアドバンスド・オールテレーンタイヤを新設計の20インチ鍛造ホイールに組み合わせて装着

ディフェンダー ダカール:車種概要

ディフェンダー ダカール(Design Preview)スペック一覧

項目仕様・詳細
モデル名ディフェンダー ダカール(Defender Dakar)
パワートレイン4.4L V8 ツインターボ(マイルドハイブリッド対応)
最高出力635 PS(レース規制撤廃仕様)
最大トルク750 Nm
シャシー構造高剛性 D7x 軽量アルミニウム・モノコック構造
足回りBilstein製モータースポーツダンパー+コイルサスペンション
タイヤ / ホイール35インチ オールテレーンタイヤ / 20インチ鍛造ホイール
独自機能フライトモード(ジャンプ着地制御)、Dunes / Gravelドライブモード
内装レイアウト2+2シート(フロント専用レーシングバケットシート)
予約開始時期2027年初頭(実車詳細発表は2027年ダカールラリー予定)
ディフェンダー ダカールの市販モデル(予告画像)〜リア

Image:Defender

泥と情熱を散りばめたエクステリア&インテリアデザイン

エクステリアは、まさに「ナンバープレートを付けたラリーレイドマシン」そのものです。

  1. 競技車両直系のエアロ&ボディワーク:カーボンファイバー製の軽量ボンネットおよびハイマウント・エアインテーク(シュノーケル)を装備。露出したリベットが武骨さを強調するワイドオーバーフェンダー、ルーフマウントのLEDライトポッド、リアの専用マッドフラップ、アンダーボディを完璧に保護する強化金属製フロントアンダーシールドを備える
  2. 象徴的なカラーリング:優勝マシン「D7X-R」のバイカラーリングから着想を得た、砂漠を思わせる「ダカール・サンド(Dakar Sand)」のボディカラーと「ヤンブー・ターコイズ(Yanbu Turquoise)」のルーフの組み合わせがシグネチャーとして用意される。マットプロテクティブフィルム(保護フィルム)仕様のナルヴィックブラックやアラスカホワイトも選択可能
  3. レースとラグジュアリーが融合したインテリア:室内はリアシートを廃した「2+2」レイアウトを採用し、1列目には専用設計の競技用バケットシートを配置、オプションで4点式ハーネスも装着可能。リアの荷室スペースにはレース用ヘルメットを収納するスペースや、専用マウントされたスペアタイヤ、エアコンプレッサーが機能的に配置される

結論

「ディフェンダー ダカール」は見た目だけのラリー風ドレスアップカーではなく、24,000kmにおよぶ世界一過酷なラリーを走破し、表彰台を独占した真の王者の骨格とテクノロジーを直接移植したという、まさに「公道を走れるラリーレーシングカー」。

ディフェンダーブランドのエグゼクティブ・ディレクター、マーク・キャメロン氏が「不可能を受け入れ、エンジニアを限界の先へと追い込んだ結果生まれた、アドベンチャーの究極の表現」と語る通り、オフロードカーの歴史に新たな伝説を刻む1台となることは間違いなく、2027年初頭の予約開始、そして2027年ダカールラリーにて明かされる最終市販スペックの発表に、世界中のSUVファン・モータースポーツファンの期待が集まっている、というのがいまの状況です。

【理解を深める関連情報・補足】

  • ベースとなった「ディフェンダー OCTA(オクタ)」とは?:「OCTA」は、ディフェンダーシリーズの頂点に位置する超高圧ハイパフォーマンスモデルです。635PSのV8エンジンに加え、ピッチやロールを油圧で驚異的に抑え込む「6D Dynamics」サスペンションを初搭載したことで話題となりました。今回の「ダカール」は、このOCTAのポテンシャルを極限のラリーレイド技術でさらに研ぎ澄ませた限定モデルとなります。
  • ダカールラリーの「Stock(ストック)クラス」とは?:市販車ベースの車両によって争われるカテゴリーです。市販車のシャシーや主要パワートレインの耐久性がダイレクトに勝敗へ直結するため、メーカーにとって自社製品の堅牢性と信頼性を世界に証明する絶好のバトルフィールドとなっています。2026年大会においてディフェンダーは全13ステージ中10ステージで1-2-3フィニッシュを達成するなど、他を寄せ付けない強さを見せつけました。

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参照:Land Rover(Defender)

->レンジローバー/ランドローバー(RangeRover)
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