| マセラティは当面、現在のデザインイメージを継続することになりそうだ |
マセラティは今月後半にもギブリのフェイスリフトを実施しプラグインハイブリッドモデル追加する予定ですが、今回はその新型ギブリの試作車が目撃に。
一見してギブリとわかるデザインを持ち、そう大きくは変わらないように見えるものの、フロントグリルがヘッドライトから1段階前に突き出させたデザインが与えられるように見えますね。
フロントバンパー下部の形状、ロワーグリルは現行同様のデザインを持つように見え、しかしカモフラージュがほどこされているということはなんらかの変更が加えられるということになりそうです。
フロントよりもリアの変更が大きい?
ヘッドライトは変更がないように見えるものの、テールランプは(カモフラージュされているところを見るに)形状と発光グラフィックが変更される模様。
見た感じだと、「一文字」に光るようですね。
そのほかはリアバンパー、テールパイプ形状が改められることになりそうです。
現行ギブリは2013年に登場しており、2017年は一度フェイスリフトを経験済み。
当初の計画だと今頃はフルモデルチェンジの話を聞いていたかもしれず、しかし様々な事情によってしばらくは延命されることなったと見え、そこで「2度目の」フェイスリフトを受けることになったのだと思われます。
マセラティはたびたび方向を修正済み
なお、マセラティは2017年頃には「エレクトリックブランドへと生まれ変わる」と宣言するもののバッテリー技術が思うように進化しなかったためかその方向性を捨て去り、その後は「セクシーなスポーツカーメーカーへ」という方向を打ち出すことに。
この計画の犠牲になったのはスポーツクーペの「アルフィエーリ」で、これはついぞ発売されることがないまま終わるのかもしれません。
-
マセラティが今後の「修正計画」発表。2020年にアルフィエーリと新型SUV、2021年には新型グラントゥーリズモ投入と発表
| マセラティは販売不振によって幾度となく計画変更を余儀なくされている | マセラティが新しいプランを公開し、これによると「イタリアで電動車を製造して世界に販売する」。FCAより50億ユーロもの資金を ...
続きを見る
一方、新たに登場したのはスーパースポーツの「MC20」。
こちらは突如として計画に加わった新メンバーですが、新開発のエンジンを搭載して登場することになり、その「ニューエンジン」はデチューンされてグラントゥーリズモやグランカブリオに搭載されるものと見られています。
-
マセラティが新型スーパーカーMC20に搭載するエンジンを発表!3リッターV6、出力は驚愕の629PS。F1由来の”プレチャンバー”を市販車ではじめて搭載
| 実現すればトップクラスのリッターあたり出力を誇ることに | マセラティが発売を計画しているスーパーカー、「MC20」に搭載するエンジンの画像とスペックを公開。このエンジンは既報の通り3リッターV6 ...
続きを見る
最新の計画だと、「消滅」する運命にあったグラントゥーリズモ、グランカブリオが2021〜2022年にかけてフルモデルチェンジを受けることになり、ギブリ、クワトロポルテ、レヴァンテは2020年にフェイスリフト、2021年には新型DセグメントSUVの発売、2022年には新型クワトロポルテ発売、2023年にはレヴァンテのフルモデルチェンジを予定しているようですね。
-
アルファロメオ、マセラティが今後の計画を変更。8C、GTVは残念ながらキャンセル、しかしアルフィエーリは前倒しで登場しグラントゥーリズモ、グランカブリオはFMCも
| アルファロメオはA~Cセグメント、マセラティはDセグメント以上とプレミアムスポーツカーに集中するようだ | アルファロメオ、マセラティを擁するFCA(フィアット・クライスラー・オートモビル)は先日 ...
続きを見る
参照:CARSCOOPS