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まだ発売前なのになぜ?新型マセラティ・グレカーレのフロントバンパーやホイールなどがネット上にて販売される

2021/09/10

マセラティ・グレカーレのパーツ

| フェイクじゃないかとも思ったが、フェイクを販売する理由はなく、かつこれまでの情報を総合すると「本物っぽい」 |

グレカーレには21インチサイズのホイールが装着されるようだ

さて、マセラティが発売を予定しているコンパクトSUV、グレカーレ。

現在のところではカモフラージュ付きのプロトタイプをティーザー画像にて見せるにとどまっており、つまりはその全容が明かされていないわけですが、なぜか今回ポーランドのオークションサイト、allegroにてグレカーレのパーツが販売中。

発売前にパーツが販売されるのは前代未聞

なお、これまでに「新型車のパーツだけ」の画像がネット上に流出したことはあるものの、今回のように「販売」されるのは前代未聞。

販売されているのはフロントバンパー、ホイール、ボンネット、ヘッドライト、テールランプ、フロントフェンダー、ステアリングホイールなどで、正直これらが「本物」かどうかは不明です(出品が取り消されていないところを見ると、フェイクなのかもしれない)。

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ただ、ステアリングホイールやヘッドライトはこれまでのマセラティとは異なる「新しい」デザインを持っており、これがグレカーレのパーツだと信じるに値するところもあり、そして出品者がウソをついてまで販売する必要性もなく、よって本物という可能性も非常に高そうです。

なお、マセラティは以前に「MC20のデザインは、今後の新型車に引き継がれる」とコメントしていますが、実際にステアリングホイール、ヘッドライトはMC20風のデザインを持っていて、これも「本物っぽい」と思わせるところ。

これらが本物であれば、グレカーレのフロントグリルは従来のモデル同様に縦方向のスラットが入り、左右とアンダーにはハニカムメッシュも。

そしてホイールサイズは21インチが採用されるということになりますが、これはコンパクトSUVとしてはかなり大きなサイズです。

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新型マセラティ・グレカーレについてわかっていることは少ない

なお、まだまだグレカーレについてわかっていることは少なく、しかし「GT」、「モデナ」、「トロフェオ」の3種類のグレードが用意されることが明かされています。

パワートレインの詳細は不明ですが、グレカーレ「トロフェオ」はパフォーマンスに特化したモデルであることはわかっていて、ステルヴィオと同じジョルジオプラットフォームを使用すると言われることから、ステルヴィオ・クアドリフォリオと同じ2.9リッターツインターボV6を搭載する可能性もありそうですね。※一方、アルファロメオの4気筒を積んだバージョンも登場すると言われる

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なお、グレカーレという名はイタリアに吹く北東の風を意味しており、マセラティの伝統に則って「ギブリ」、「ボーラ」「メラク」「カムシン」「レヴァンテ」同様に”風”の名を用いている、ということになります。

そしてこのグレカーレのポジショニングについて、位置的には「レヴァンテの下」だとされ、つまりは(マセラティにしては)比較的コンパクトそして(おそらく)安価なクルマということになり、ポルシェ・マカン、BMW X3、アウディQ5あたりと競合することになるかと思われます。

参照:Allegro

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