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ホンダが2020年モデルのNSX発表!初代NSXに採用された「インディイエローパール」を復活させ、ヘリテージカラーは合計2色に

2019/08/09

| やはりホンダのスポーツカーは明るい色がよく似合う |

ホンダが「NSX」の2020年モデルを発表するとともに、初代NSXと同じボディカラーを復活させるというナイス判断。
現在NSXはあまり(というかほとんど)売れておらず、その大きな理由は「現行NSXはは初代NSXとの関連性が薄いから」と考えていましたが、今回ホンダはその関係性を意識した、ということになるのかもしれません。

なお、2019年モデルでは、新色として「サーマルオレンジパール」が追加されており、こちらはカリフォルニアに昇る朝日をイメージした、とアナウンスされていますね(こちらは初代NSXとの関連性はない)。

イエローは初代NSX購入者の20%が選択

ちなみにこの新ボディカラーは「インディイエローパール」という名称で、初代NSXでは5番目に人気があったカラー。
(すでに設定済みの)ベルリナブラックに続いて初代NSXに採用されていたヘリテージカラーが選べることとなっています。※インディ・イエロー・パールはいくつかの市場では”スパ・イエロー”として設定。S2000にも設定された
なお、スパ・イエロー/インディイエローパールは1997年から2003年のNSXにて選択でき、2004年以降は「リオ・イエロー」へと置き換えられたようですね。

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NSXの開発拠点について、2019年モデルから「(アメリカから)日本に移された」と報じられていますが、もしかすると日本のスタッフが初代NSXのイメージを現行NSXに反映させようと考えたのかもしれません。

現在NSXで選択できるボディカラーは「クルバレッド」「ベルリナブラック」「130Rホワイト」「ソースシルバー・メタリック」「カジノホワイトパール」「サーマルオレンジパール」「バレンシアレッドパール」「ヌーベルブルー・パール」ですが、今回ここに「インディイエローパール」が加わって合計9色。
ちなみにインディイエローパールは北米だと1000ドルのオプションだそうですが、今のところ日本では設定、オプション価格ともにアナウンスがない状態です。

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なお、開発拠点が日本へ移動したとしても製造はアメリカ(オハイオ工場)のままとなり、現在でもNSXは「アメリカで生産されるもっとも高価なクルマ」。

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2020年モデルのスペック、価格についてはこちら(アキュラのサイト)に公開されていますが、ざっと見たところ2019年モデルのNSXと変更点は無いようですね(2019年モデルでメカニズム的なアップデートを受けている)。

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こうやって見るとイエローもけっこう似合っているように見え、かつメインとなる北米市場では一般に「スポーツカーのイエロー人気」が高いとされるだけに、今までラインアップされていなかったのが不思議なほど。

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昨年にサーマルオレンジパールが追加されるまで、こういった暖色系は「レッド」のみしかなかった、というのも意外な部分です(NSXがライバルと目する、マクラーレンやポルシェ、ランボルギーニ、フェラーリでは明るいボディカラーが人気なだけに)。

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なお、見たところインテリアはこれまでと変わらず。
昨年はオレンジ、今年はイエローが追加されたということを考えると、インテリアにも明るいカラーを用意して欲しいところでもありますね。

参考までに、現在選べる内装色は「エボニー(ブラック)」「オーキッド(アイボリー)」「レッド」「インディゴ(ネイビー)」「サドル(ブラウン)」。
こちらもボディカラー同様、レッドを除くと比較的シックなカラーばかりであり、この構成を見るに、NSXはもともと「あえて明るい色を避けた設定が行われていた」とも考えられそうです。

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