| これまでのコラボ腕時計の中でも珠玉の出来栄え |
ホンダNSXとセイコー・アストロンとのコラボ腕時計、「Seiko Astron Revolution Line 5X Series Dual-Time Honda NSX 2019 Limited Edition(セイコー・アストロン・レボリューションライン 5Xシリーズ デュアルタイム・ホンダNSX 2019リミテッド・エディション)」が登場。
2019年モデルから採用となったホンダNSXの新しいボディカラー「サーマルオレンジ」をイメージし、そしてNSXとシンクロするデザインを反映した一本に仕上がっています。
ベースとなるのはアストロンの「ハイエンドシリーズ」
ベースとなるのはセイコー・アストロンの「レボリューション・ライン」。
これは「クオーツアストロンに込められた、正確な時と社会を結び付けることで人々の生活の質を変革する、 という意思を受け継ぎ、未来へ向かって進化を目指すブランドの姿勢を具現化した」ハイエンドラインで、もっとも安価なモデルで40万円、一番高価なモデルだと(なんと)300万円。
ほかのアストロンと異なるのはケースサイドが大きく張り出してラグにまで繋がるデザイン。
これによってプッシュボタンやリューズがケースにインテグレートされたような印象を受けます。
ケース素材はメインがチタン、そしてそこへ複数の素材とパーツを組み付けた「コンポジット構造」。
以前には確立されておらず、しかし現代でようやく可能となった金属加工技術を用いて製造されたとし、つけ心地や堅牢性と高いレベルで共存させたことが特徴です。
「セイコー・アストロン・レボリューションライン 5Xシリーズ デュアルタイム・ホンダNSX 2019リミテッド・エディション」のケースはこれをブラックに加工したもので、クロコダイルベルト、ベゼル、ダイヤルには「サーマルオレンジ」。
サーマルオレンジは「カリフォルニアに昇る朝日をイメージした」とされています。
ダイヤルはNSXのフロントグリルをイメージした「ハニカム型」。
文字盤の12時位置にはホンダNSXのメーターに採用されるのと同じフォントにて「12」の数字が与えられますが、ベースとなるアストロン・レボリューション・ラインはいずれも「バー」インデックスを持っており、つまり「数字」が文字盤にあるのはこの限定モデルのみの特徴ということになりますね。
ケースサイドのデザインはNSXのリアインテークをイメージ。
りゅうずの形状は、NSXのドライブモード「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」を切り替えるセレクターをイメージしたもの。
もちろん、ベースモデルのアストロンにはない専用デザインです。
ベゼルには空港コードが刻印されますが、これはオレンジのアウターリングともども、セイコー・アストロン・レボリューションライン 5Xシリーズ デュアルタイム・ホンダNSX 2019リミテッド・エディションの専用装備。
ベゼルの10時位置(UTC-5)にはNSXを生産するアメリカ・オハイオ州にあるポート・コロンバス国際空港のコード(CMH)が入ります。
ケースバック(裏蓋)はNSXのホイールをモチーフに3次元加工を施し、NSXのホイールをのロゴに加えて「Limited Edition」そしてシリアルナンバーの刻印も。
なお、こちらは標準の「ブラックベルト」装着状態。
この「セイコー・アストロン・レボリューションライン 5Xシリーズ デュアルタイム・ホンダNSX 2019リミテッド・エディション」の価格は50万円。
ベースモデルの「40万円」に比較すると割高ですが、ベースモデルにはない「ブラック加工」、数々の特別装備、付け替え用ストラップが装着されることを考えれば”割安”と言えるかもしれません。
発売は2019年9月7日から、限定数量は200本。
VIA:SEIKO