| これまでも様々なロードスターのカスタムがあったが、ここまでやったヤツはいなかった |
初代マツダ・ロードスター(NA)にスバルの水平対向エンジンをスワップし、さらにはオフローダー化した魔改造車が登場。
これはユーチューバー、Gingium氏によってカスタムされたもので、2018年にいったん改造された車両を今回改めて”リメイク”した車両であるようですね。
このきっかけとしては、彼らが別に持っていたスバルWRXが壊れてしまったという悲しい事実が背景にあり、じゃあそのエンジンをロードスターに移植しようという流れになった模様。
さらに彼らはスバルのEJエンジンだけではなく4WDシステムまでをも移植しており、世界に唯一の「マツダ・ロードスター+スバルWRX」のニコイチが誕生することとなっています。
その作業は丁寧そのもの
一見するとキワモノのように見えるこのクルマですが、彼らの技術は非常に高いレベルにあり、その作業工程も丁寧そのもの。
今回のプロジェクト実行にあたっては、いったんロードスターを全て分解し、オフロード走行に備えてストラットの補強も行っているようですね。
マスターバックやケーブル、ワイヤー類も完全移植。
ブレーキディスクなど一部パーツは新品に。
シールドも丁寧に巻いてゆきます。
エンジンスワップがひとまず完了。
フロントのラジエターがけっこう小さくて「大丈夫か?」と思ったのですが、どうやらクーリングのメインは車体後部に移されているようです。
ボディパネルや各パーツ類も再ペイントされ、おそらくはスバル純正の「WRブルー」。
リヤパネルには「STI」バッジも見えますね。
ハードトップを被せたところ。
とんでもなくゴツいロールケージが張り巡らされていますが、内装はまだ手つかずの状態であり、「これから」整えられることになる模様。
ヘッドライトはプロジェクター式。
リトラクタブルに見えますが、その下にはサブフレームが見えるので、おそらくは「閉じない」のだと思われます。
こちらはNAロードスター(カスタム済み)と並んで。
サイドから見るとこう。
ホイール、タイヤも本格的なオフロード仕様です。
こちらはリヤから見たところ。
まだまだ改造途中のようですが、近いうちに「完成」の声を聞くことができそうですね。
初代マツダ・ロードスターは「改造ベース」として大人気
なお、初代マツダ・ロードスターは「台数が出ている」「中古で手に入れやすい」「パーツが豊富」なことから世界中でカスタムベースとして大人気。
最近では今回紹介したようなオフローダーへのコンバートも珍しくはなく、ちょっと前にもバハ・スタイルのオフロードカスタムが公開されています。
こちらもやっぱりオフローダーに改造された初代マツダ・ロードスター。
こちらはオンロード向けのカスタムですが、ヒルクライムレーサーのようなルックスに。
【動画】チューニングショップの息子(17歳)が自力でDIYチューンしたロードスター!エボXのタービン装着で380馬力以上
VIA: Gingium