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【動画】マツダが「魂動デザインの最終形」と呼ぶ新型CX-60の内装の一部を公開!日本の伝統を意識し「より豊かな生活のために」。なんかレクサスっぽくなってきた

【動画】マツダが「魂動デザインの最終形」と呼ぶ新型CX-60の内装の一部を公開!日本の伝統を意識し「より豊かな生活のために」。なんかレクサスっぽくなってきた

| ラージ商品群の発表によってマツダはその方向性を大きく変えることになりそうだ |

これまで以上に「プレミアム」を押し出すことになるのは間違いなさそう

さて、マツダは3月8日に新型SUV「CX-60」を発表する予定ですが、ここ最近立て続けにいくつかのティーザー動画を公開しています。

これまでマツダは、新しいデザインを持つヘッドライトを紹介しており、しかし今回はその内装に焦点を当てた動画が公開され、冒頭に表示されるのは「FOR RICHER LIFE」。

つまり「より豊かな生活のために」ということになりますが、これはマツダの唱える「プレミアム」をさらに推し進めたものということになりそうですね。

なお、ここでいう「RICH」とは精神的な豊かさであり、もちろん金銭的な「リッチ」ではないのだと思われます。

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そのデザインは「魂動の最終進化系」

今回公開されたCX-60のインテリアについては、「余白の美」「間」「異なる素材や質感を混ぜることで生まれる調和」という思想が盛り込まれており、たしかに動画を見ると「余白の美」「間」「異なる素材や質感を混ぜることで生まれる調和」が視覚的に感じられるように思います。

そしてマツダは、このCX-60に用いられるデザインについては「魂動(こどう)」デザインの最終形だと表現しており、インテリアについてはミニマルで、しかしメープルウッド、ナッパレザー、日本製のファブリック、クロームメッキなど上質な素材を使うことでライバルとの差別化が感じられるプレミアムな見た目に。

ちなみにこのインストルメントパネル周りのステッチは、織物を束ねる「結」という技法から着想を得ている、とのこと。

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なお、マツダがここまでインテリアにこだわる例はかなり珍しく、しかしMX-30で「コルク」を使用したり(これはプレミアム感の演出というよりはマツダの出自を表すものではあった)、マイナーチェンジを受けたCX-5ではこれまでにない表現を行うなど、少し前からその変化が感じられたのもまた事実。※トヨタとの距離が近づいたことで、レクサス化しているという印象も受ける

その意味においてマツダが「CX-60のインテリアは魂動デザインの最終形」というのにも納得ができますね。

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このCX-60については、PHEVパワートレインを搭載していることが特徴で(すべてのグレードがそうではないと思われる)、2022年から2023年にかけて導入されるラージ商品群に分類される新型SUV4車種のうちの1車種となる予定。

マツダはCX-50、CX-70、CX-90を北米へ、CX-60とCX-80を欧州と日本に導入すると発表していますが、これは市場の特性の違いを考慮したもので、北米では大きなサイズや走破性が重視されることから全車AWD(4WD)そしてタフなルックスや幅広な車体を持つクルマを、一方で欧州や日本ではややコンパクトで環境性能に優れるクルマを、という考え方に基づいています。

マツダの「魂動(こどう)デザインとは

参考までに、魂動デザインはマツダが2010年から採用しているデザイン言語であり、下記の通り紹介されています。

マツダは2010年より「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」というデザイン哲学のもと、生命感あふれるダイナミックなデザインのクルマを創造してきました。「クルマに命を与える」、これは我々の哲学であり、普遍的なものとして、今後とも継続し伝統に繋げていきたいと考えています。一方、その価値を継続させるには、常に深化させることが重要だと考えていて、これからの世代では日本の美意識を礎とした「新たなエレガンス」の表現を追求していきます。

この「エレガンス」とは、日本の美意識に通じる「控えめでありながら豊かな美しさを持つ」ことを意味します。凛とした印象の中にもどこかゆとりがあり、艶がある。このイメージを、マツダらしい「エレガンス」としてクルマのデザインに表現したいと考えています。

日本の美意識とは、これ見よがしに主張するものではなく、繊細なバランスの上に成り立っているものです。そのため、次世代デザインでは「引き算の美学」、すなわち引くこと、省略することによって生まれる「余白の豊潤」を大切にし、要素を削ぎ落としたシンプルなフォルム、そして研ぎ澄まされた繊細な光の表現でクルマに命を吹き込むことに挑戦していきます。

古来より培われてきた繊細な日本の美意識、その根底に流れる本質を解釈する。次世代デザインではそうして、より自然な生命感を感じさせる「エレガントで上質なスタイル」を描いていくことを目指します。

MAZDA

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参照:MazdaEurope

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