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ニスモが新型フェアレディZ用カスタムパーツ第一弾としてステンレス製マフラーを発表!価格は30万8000円、「全域で軽快で心地よいエキゾーストノートを提供する」

2022/04/30

ニスモが新型フェアレディZ用カスタムパーツ第一弾としてステンレス製マフラーを発表!価格は30万8000円、「全域で軽快で心地よいエキゾーストノートを提供する」

| クルマの価格も高くなったが、こういったカスタム / チューニングパーツの価格もずいぶん高くなった |

チューニング全盛だった1990年代に比較すると1.5倍くらいになったような気がする

さて、先日全グレードとその仕様、そして価格が発表された日産フェアレディZ。

今回はニスモがチューニングパーツ第一弾として「スポーツマフラー」を発表しており、その価格は30万8000円に設定されています。

このスポーツマフラーはステンレス製のセンターパイプとリアマフラーとのセットにて構成されており、ニスモによれば「通常走行から高速走行まで、軽快で心地よいエキゾーストノートを奏でる 」とのこと。

なお、エンジン性能や走行性能の変化については公表されていませんが、新型フェアレディZに搭載されるエンジンは「ターボ」なので、抜けを良くすることで出力の向上が見込めるのでは、とも考えています。

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日産は新型フェアレディZのカスタム市場を盛り上げる?

なお、日産は新型フェアレディZについてアフターマーケットを盛り上げようと考えているのだと思われ、まずは自社でカスタムした「フェアレディZ カスタマイズプロト」を公開。

これは初代フェアレディZに設定されていた「Z432R」をイメージしたカスタムがなされたもので、内容としてはビジュアルのみの変更になるかとは思われるものの、「往年の」フェアレディZのファンを狙ったものだと考えられ、どこかの段階で実際にパーツが市場投入されることになるのかもしれません。

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そしておそらくはこれにとどまらず様々な(機能や性能を向上させる)チューニングパーツも投入されることになるかと思いますが、トヨタのように「サードパーティーと」組んでのチューニングパーツ販売ではなくはニスモを通じての「自社による」市場拡大を狙うのかもしれません。

なお、ぼくが思うに、スポーツカーに関しては、その人気が続くかどうかは「アフター市場の盛り上がり」にかかっている可能性が高く、そのクルマの改造やカスタムに関する「ポテンシャル」が高く、パーツが豊富であればあるほど人気が長続きすると考えています(ドライバーのスキルとともに成長できるクルマは息が長い)。

これはトヨタ86を見てもよくわかるかと思いますが、当のトヨタもそれをよく理解しており、だからこそGRスープラやGR86の発売前から複数のアフターパーツメーカーへと開発用車両を提供し、消費者へと「カスタムの可能性がこれだけある」ということを示していたのかもしれません(よってGR86は納車時からカスタムする例も多い)。

ただ、日産の場合は、今のところニスモがこの役割を集中的に担おうとしているようにも見え、ただしそれではパーツのバリエーションや方向性が限定されてしまい、思うような成果が上がらない可能性も。

日産としては「他の会社にわざわざ利益獲得のチャンスを与える必要はない」と考えているのかもしれませんが、やはり選択肢事態が多くないと市場は盛り上がらず、日産の目論見がどういった結果となるのかはちょっと不明。

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ニスモは現在オーテックと統合

ちなみに現在のニスモは、4月1日に(ニスモと)オーテックとが統合された新会社「日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社」のいちブランドとして機能しており、これまでとはやや異なる立ち位置になるものと思われます。

もちろん新会社では利益を最大化することになるものと思われ、すでにGT-R向けのマフラーも販売されていて、今後はさらなるパーツが登場することになりそうですね。

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