>日産/インフィニティ(Infiniti)

GT-RやフェアレディZのフロントグリルを歯に装着?ニスモが英ジュエリーブランドとコラボ、前代未聞の「グリルズ」コレクションを発表

ニスモ(NISMO)が発表した「歯に装着するジュエリー」、グリルズ

Image:NISMO

| 異色のコラボが生んだ「走る宝石」 |

実際に装着するには「ちょっと抵抗がある」

モータースポーツファンや日産ファンなら思わず二度見してしまう、あまりにも意外なコラボレーションが実現し「日産公式」として発売されることに。

このコラボレーションは日産のモータースポーツ&カスタマイズ部門である「NISMO(ニスモ)」が、ロンドンを拠点とする新鋭独立系ジュエリースタジオ「LOUD MOUTH LDN」と提携することで実現したもので、なんとヒップホップカルチャーやファッションシーンで愛される歯の装飾ジュエリー「グリルズ(Grillz)」を制作する運びとなっています。

モータースポーツとストリートジュエリーという一見まったく異なる世界が融合したこのプロジェクト。話題作りにとどまらない、デザインの美しさとカルチャーのクロスオーバーに迫ってみましょう。

まずは要点3選

  • ニスモと英高級ジュエリーブランドが異色のコラボ:ロンドンの「LOUD MOUTH LDN」と手を組み、歯に装着する装飾品「グリルズ(Grillz)」の限定ワンオフコレクションを公開。
  • 伝説のR34 GT-RやGT500、フォーミュラEがモチーフ:ブルーのR34フロントグリル、ペンゾイルカラー、Z GT500、GEN3 Evo フォーミュラEマシンを忠実にジュエリー化。
  • 一般販売なしの超プレミア作品:フォーミュラE最終戦ロンドンE-Prixに合わせた特別企画で、会場周辺で展示されたのちファン向け抽選プレゼントを実施。

伝説のマシンが口元に蘇る。デザインとモチーフ車両の詳細

今回のコレクションでは、日産のモータースポーツ史を象徴する4つの名車・レーシングマシンからインスピレーションを得たグリルズが制作され、フロントグリルの形状やカラーリングが精密に再現されています。

ニスモ(NISMO)が発表した「歯に装着するジュエリー」、グリルズ

Image:NISMO

ニスモ・グリルズ・コレクション仕様一覧

モチーフ車両デザイン・カラー特徴再現されたディテール
スカイライン GT-R(BNR34)ベイサイドブルーフロントグリルの開口部、ブラックライン、ウインカーを模したアンバーカラーのアクセント
ペンズオイル・ニスモ GT-R(R34)イニシャルイエロー1999年全日本GT選手権(JGTC)でチャンピオンに輝いた伝説の黄色いレーシングカラー
Nissan Z GT500レーシングレッド現行SUPER GTで戦うGT500マシンの力強いフロントマスクデザイン
Nissan GEN3 Evo Formula Eシルバー×ホワイト×レッドABB FIAフォーミュラE選手権を戦う最新電動レーシングカー「e-4ORCE 05」のカラーリング

ジュエリーを手掛けた「LOUD MOUTH LDN」の創業者リース・ガルシア(Reece Garcia)氏は、「文字やロゴからデザインを起こすのではなく、車の造形やディテールそのものを観察し、ジュエリーとして機能する形に昇華させました」とコメント。

クルマの「フロントグリル(Grille)」と歯の「グリルズ(Grillz)」という言葉遊び(ダブル・タンダード)も含め、極めて完成度の高いアートピースに仕上がっているようですね。

なぜ今「グリルズ」なのか?モータースポーツとストリートカルチャーの融合

今回の特別企画は、2025/2026年シーズンの「ABB FIAフォーミュラE選手権」シーズンフィナーレ(ロンドンE-Prix)の開催に合わせて実施され、一見脈絡がないように思える「ニスモ」と「ジュエリー」の結びつきではありますが、開催地であるロンドンの都市カルチャーを紐解くと、非常に深い意味が見えてきます。

1. ロンドンの若者文化と「グリルズ」の文脈

グリルズは元々、1980年代アメリカのアフリカ系アメリカ人やヒップホップカルチャーから生まれた歯の装飾品。

近年、ロンドンの最先端ファッションやグラム・ストリートカルチャーにおいて自己表現のシンボルとして再ブレイクを果たしており、独自の音楽シーンやアートシーンと強く結びついています。

2. 次世代ファン層(Z世代・ミレニアル世代)へのアプローチ

完全電動レースである「フォーミュラE」は、従来のモータースポーツファンだけでなく、都市部に住む若年層や感度の高いクリエイター層をターゲットにしたイベントです。

都市のカルチャーに直接飛び込み、伝統的な車のパーツ(グリル)をまったく新しいメディア(ジュエリー)として提示することで、これまでにない層へブランドの情熱を伝える狙いがあり、「ワンオフモデル」として職人によるビスポーク品が用意され、イースト・ロンドンの商業施設「ウェストフィールド」やレース会場「ExCeL London」にて一般展示され、来場者向の抽選企画も用意されたのだそう。

結論:伝統と革新を魅せるニスモの新たな挑戦

ニスモが魅せた今回のコラボレーションは、奇抜なPRにとどまらず、自動車デザインが持つ美しさやアイコンとしての強さを改めて証明するもので、「スカイライン GT-R」や「フェアレディZ」が持つ造形美は、4輪の車体に留まらず、その一部が”たとえ数センチサイズの”ジュエリーになったとしても一目でそれと分かる圧倒的な存在感を放つデザインであるということがわかります。

80年代から続くモータースポーツの血統と現代の都市ストリートカルチャー。異色の情熱が交差したこのプロジェクトは、これからのモータースポーツブランドが目指すべき「ワクワクする発想力」をぼくらに示してくれているかのようですね。

合わせて読みたい、関連投稿

日産オンラインショップにて販売されるカシオ「GT-R」G-SHOCK
GT-RとのコラボによるG-SHOCKが日産オリジナルグッズとして販売開始。そのほか「RB26DETT Tシャツ」「バッテリー型コンテナケース」などマニア向け製品が一挙公開

| NISMOはいつもなかなかにツボを抑えた製品を発売してくる | 「NISSAN/NISMO collection」より115連もの新商品が一挙登場 さて、ときどき奇妙な製品を発売する日産ではありま ...

続きを見る

日産がNISMO(ニスモ)ラインナップを倍増させる計画を発表。日産が放つ「史上最強のパフォーマンス攻勢」とは
日産がNISMO(ニスモ)ラインナップを倍増させる計画を発表。日産が放つ「史上最強のパフォーマンス攻勢」とは

Image:NISSAN | いま全世界で「スポーツモデル」の人気が急騰中 | F1をはじめとするモータースポーツ人気もその理由の一つであると考えられる この記事を5秒で理解できる要約 NISMOのロ ...

続きを見る

いったいなぜ?日産が職人とのコラボによる「寿司包丁」を限定販売、その形状は「フェアレディZ」をイメージ【動画】
いったいなぜ?日産が職人とのコラボによる「寿司包丁」を限定販売、その形状は「フェアレディZ」をイメージ【動画】

| たしかにフェアレディZのルーフには「日本刀」のようなブレードが装着されているが | それでも日産が「包丁」とはこれいかに さて、日産が「NISSAN Z 寿司ナイフ(包丁)」を発売。これまでにも日 ...

続きを見る

参照:NISMO(Facebook)

->日産/インフィニティ(Infiniti)
-, , , , ,