| いったいなぜこの状況でGT-Rが追突したのかよくわからない |
アストンマーティンDB11ヴォランテのオーナーには気の毒としか言いようがない
さて、自動車のイベント、とりわけスポーツカーやスーパーカー関連イベントでは追突事故が起こりやすいことが知られていますが、これは「ギャラリーにいいところを見せようとしたり」するほか、先行するクルマに遅れてはならないと考え、距離を詰めすぎるためだと考えています。
しかしながら今回ダブリンのチャリティイベント中に起きた事故についてはちょっと理解に苦しむもので、単に「前方不注意」だったのかもしれません。
簡単に言うと、アストンマーティンDBSヴォランテに日産R35 GT-Rが景気よくドカンと追突してしまうというものですが、見たところけが人が出ておらず、それは大きな救いであるとは思います(ただ、DBSヴォランテのオーナーさんにとっては降って湧いた災難でもある)。
その事故はこうやって起こった
そこで今回の事故画どうやって起きたのかを見てみると、おそらくはラリーイベントのチェックポイントもしくはゴールで発生したようで、多くのギャラリーが沿道にいる中をアストンマーティンDBSヴォランテが徐行しています。
この先が詰まっており、ほぼ停止しようとしていたところ・・・。
猛スピードで日産R35 GT-Rがやってきて・・・。
もちろん停止できずに・・・。
ドカンと追突。
追突の衝撃はかなり大きく、その勢いでアストンマーティンDB11ヴォランテは前に押し出されているようですが(追突の後にも自分でちょっとだけ前進している)、ほぼ停止状態だっただけに相対速度差は大きく、かつ意図していない追突だったのだと思われるため、ムチウチ必至かもしれません。
なお、ここは極低速にて観衆の前を通過する区間であったようで、そのため車道とギャラリーとの距離はかなり狭く取られており、もしGT-Rが右か左かにずれていると大惨事になった可能性もあったのだと思われ、アストンマーティンDB11ヴォランテのオーナーさんには申し訳ないのですが、「まっすぐGT-Rが当たってくれて良かったな・・・」という感じです。
この事故を捉えたインスタグラムへの投稿はこちら
投稿には「この事故は保険ではカバーできないだろう」というキャプションがつけられおり、自腹となると相当な修理コストが要求され(アストンマーティンは修理費用が非常に高いことで知られている)、GT-Rオーナーにとってはあまりに手痛い授業料になったのかもしれません。
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参照:supercar.fails