| 登場から何年たってもR35 GT-Rは速かった |
トルコの高速道路にて、日産GT−RとケーニグセグCCXとのストリートレース。
ケーニグセグCCXは4.7リッターツインターボにて806馬力を発生。
0-100キロ加速は3.2秒と言われ、最高時速は395キロというスペックを誇ります。
日産GT−Rがノーマルなのかチューンされているのかは不明ですが、動画ではあっさりとケーニグセグCCXを引き離しており、途中までついてきていたポルシェ911ターボも途中で脱落してしまうほど。
なおこれらを追いかけ動画を撮影している車はメルセデス・ベンツE63AMGだそうですが、こちらもあなどれない速さですね。
GT−Rは比較的重い車ですが、それにもかかわらずより軽くパワーのある車よりもずっと速く、ランエボとともに「パワーやパッケージングに関する固定概念を覆した」と言われ、登場時には各方面に大きなショックを与えたことはいまでも鮮明に記憶しています。
関連投稿:1200馬力のGT-Rとアヴェンタドールが直線加速勝負。同じ馬力でもGT-R速すぎ
こちらは、ともに1200馬力にまでチューンされたランボルギーニ・アヴェンタドールと日産GT-Rとがドラッグレースで競う動画。
ウラカンやガヤルドをツインターボ化するチューンはけっこう多いようですが、アヴェンタドールをツインターボ化するチューナーは稀だと思います。
今回そのアヴェンタドールがまずはBMW M6(スペック不明)と競争を行い、上の画像の通り圧倒的な速さを誇示。
その後にGT-Rとの勝負に挑みますが、今度は一気にGT-Rがアヴェンタドールを引き離すという結果に。
同じ馬力でもここまで差が出るのは意外ですが(駆動方式は両方とも4WD)、GT-Rの圧倒的強がわかる動画ですね。
なおGT-Rは登場時に「馬力、駆動方式、重量」の常識が当てはまらない車だと言われ、それまでの自動車は「だいたいこの馬力で、この重量で、この駆動方式だったらこれくらい」という常識的な「範囲」があったものの、GT-Rは同じ馬力でも遥かに重い割に(軽い車より)ずっと速く、それが(最近のウラカン・ペルフォルマンテのように)疑問の目で見られたことがあり、とくにポルシェは「こんなに重いのに、これほどのタイムが出るわけはない」としばらくGT-Rのニュル走行タイムをフェイクだと主張していたことも。
過去には何度かそういった車が登場したことがあり、R35GT-Rの前はランサーエボリューション、最近だと前出のランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテがそれに該当すると思います(なんらかの技術的ブレイクスルーをもって、それまでの常識を覆している)。
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どうなる次期日産GT-R
そこで気になるのが「次世代」の新型GT-R。
日産としては次期GT-Rの発売について必要性を理解しており、「なんらかの手を打たねば」という意識を持っているようですが、いかんせんお金がない状態でもあり、動くに動けない、というのが実情であるようです。
ただ、現場では若干の動きも見られるようですね。